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毎日新聞出版『サンデー毎日』で連載中の「会社の流儀」がWeb版で登場。中堅・中小企業の隠れた素顔や取り組みを紹介します。

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ストラクス(シリーズNo.1691)

社員の若さで成長と変革、学びを続ける
リノベーション工事のエキスパート集団




山本 克己 社長


 老朽化したビルやマンションの安全性を高め、資産価値を再生する改修工事。東日本大震災以降、ますます需要が高まる中、千葉市に本社を構える株式会社ストラクスは、リノベーションを中心とする改修工事のエキスパート集団として大手ゼネコン各社の信頼を集め、右肩上がりで業績を伸ばしている。
新築と異なり、改修工事は別のフロアにテナントが入居しているケースが多く、音や匂い、資材の運搬方法、作業車の駐車など、気を配らなければならないことが多い。私たちは創業から改修工事に専門特化し、トータルに施工・管理を一貫して担えることが強みです」
 と、自社を分析する山本克己社長は、阪神淡路大震災が発生した1995年に同社を創業。協力会社が集う「ちどり会」は、社員2人で創業した当時のアパートの名称を採用したという。



 塗装や内装仕上げ、防水、耐震といった工事業務から建物の調査・診断に至るまで、広範囲に高い技術力と豊富な経験、ノウハウを持つ同社。その品質を押し上げているのは社員の成長である。新卒を軸に地道な採用活動を続けてきた同社には文系の社員が多く、平均年齢は32歳。高齢化が顕著な建設業界において、「若さ」という魅力も成長の源だ。
「社員の資質が確実に上がってきています。教育に力を入れ始めてから業績も飛躍的に伸びました。人に優しく、一生懸命頑張っている社員たちが共に学び、育つ社風を継続していきます」          
と話す山本社長は以前、ある社員から出た「会社が成長していても、自分の将来のビジョンが描けない」という言葉にショックを受け、人事評価制度の変革を決意。働き方改革にも着手し、女性社員も現場に参入し易く、長く働き続けられる職場環境を目指している。
「お客様に現場で褒められることがあっても、相手の顔が見られない内勤の女性社員は実感が湧き難い。現場と関わり、一体感を持てる環境づくりを進めていきたいと思います」(山本社長)
 今では現場監督も誕生し、女性が活躍できる場所が広がる同社。山本社長は性別や学歴を問わず、コミュニケーション能力が高い「話せる人」を求めている。
 
ホールディングス化進め
「環東京湾構想」に挑む


「常に挑戦を続ける会社であり続けたい」と話す山本社長は、昨年から技術者派遣を新事業として開設。ホールディングス化も計画し、将来は首都圏に構える各営業所の別法人化によって「環東京湾構想」を掲げる。

「人の移動も楽になり、改修に特化しているメリットを生かして新規開拓力の強化も図れる。何より、社員たちが『自分たちの会社』として、社長になるという夢も描くことができます」
 と語る山本社長は地域に根差した防災事業にも取り組みながら、海外市場、さらに創業100周年を迎える頃には月に到達する事業の夢を抱いている。


【会社データ】
本社=千葉県千葉市美浜区高洲3―10―1 サンフラワービレッジ稲毛海岸4F
☎=043―270―3811
設立=1995年9月
資本金=3000万円
社員数=43名
売上高=28億円
事業内容=建築物の改修・新築工事に関わる施工管理
http://www.stracks.co.jp

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