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毎日新聞出版『サンデー毎日』で連載中の「会社の流儀」がWeb版で登場。中堅・中小企業の隠れた素顔や取り組みを紹介します。

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インバースネット(シリーズNo.1240)

中古パソコンのリユース・リサイクルで65年
新たな価値を生み出すモノづくり企業へ進化

山本 慶次郎 社長

 中古パソコンを中心とするリユース・リサイクル事業で循環型社会の構築に貢献しているインバースネット株式会社。1947年に創業し、51年の会社設立から数えて今年で65周年を迎えた同社は、成長を続ける歩みの中で大きな進化を遂げてきた。


 創業当初は日本電信電話公社の電話交換機など通信機器の引取・解体を主業務としていた同社は、高度経済成長による大量消費の潮流の中で産業廃棄物処理分野の実績を蓄積。83年から中古機器の販売もスタートして全国的に拠点を拡大する傍ら、ITの急速な普及を受け、90年代後半から、パソコンを主力商材とする現在の業容にシフトした。
 そして2003年、ヤマダ電機のグループ傘下に入ったことが、同社にとって大きな転機になった。パソコンやスマホ、デジタル家電の買取・販売部門やパソコン修理部門でグループ内の中核的な役割を担い、現在、中古パソコンショップ「ショップ・インバース」を8つの実店舗とインターネット上で展開している。
 栃木県に自社のスクラップ工場を有して中間処理業者登録を取得するほか、「ISMS」(情報セキュリティマネジメントシステム)や「RITEA」(情報機器リユース・リサイクル協会)の認定事業者として、クライアントとグループ内の信頼に応えている同社。充実した設備と高い技術力を生かし、急速に拡充しているのがメーカー機能である。
「中古部門を柱に、新品パソコンの製造販売とソリューション事業に力を入れています。将来的には新しいデバイスの開発にもチャレンジしていきたいですね」
 と山本慶次郎社長が話すように、ヤマダ電機から継承したBTO(受注生産)パソコン「FRONTIER」ブランドなど、いまや新品分野の事業規模は中古分野と双璧を成す。同社はモノの価値を再生する産業廃棄物処理事業者から、新たな価値を生み出すモノづくり企業へと進化を遂げているのだ。2月には本社オフィスを増床してショールームの開設も予定している。

信念と情熱の共有が
会社・人を成長させる

 4年前から3代目の社長に就任した山本社長のモットーは「何事にも正直であれ」。自身も社員時代から〝正しいと思った本音をストレートにぶつけながら、創業家である現会長や社員との信頼関係を培ってきた。
「ミスや失敗は誰にでもあります。しかし、嘘で隠してしまえば結果的に問題解決が遅れ、相手との信頼関係や自分自身の成長を阻害することになります。相手が誰であれ、真正面からとことん話し合えば必ず理解してもらえます」(山本社長)
 また、社員のモチベーションを重んじ、会社の発展には「社員一人ひとりが情熱を持つことが必須」と話す山本社長。さらなる前進を促すために掲げる今年のスローガンは「燃やせ!インバース魂」だ。

【会社データ】
本社=神奈川県横浜市神奈川区新浦島町1―1―25
テクノウエイブ100ビル
☎=045―451―2411
資本金=1億2245万円
設立=1951年12月
従業員数=約270名
事業内容=PC開発・製造・販売、中古機器買取・販売、PC修理サービス
http://www.inversenet.co.jp

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