忍者ブログ
Home > > [PR] Home > 不動産・住宅・リフォーム > ウィングトラスト(シリーズNo.1239)

logo

毎日新聞出版『サンデー毎日』で連載中の「会社の流儀」がWeb版で登場。中堅・中小企業の隠れた素顔や取り組みを紹介します。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

ウィングトラスト(シリーズNo.1239)

日本の不動産を世界水準に!
インバウンド需要で取引額300億円目指す
 
田中 伊世子社長

 すっかり定着した流行語、爆買い――。炊飯器などの家電を買い漁る訪日外国人の姿は、特に都心部では日常的に見られる光景だ。その旺盛な消費意欲は、家電などの消費財にとどまらず、日本の不動産にも向けられつつあるという。
「2020年のオリンピック・パラリンピック開催地が東京に決定して以降、各国の投資家が日本の不動産市場に熱い視線を送っています。特にアジア系の投資家からの引き合いが増加しています」


 こう話すのは、ウィングトラスト株式会社田中伊世子社長だ。
 国道の起点、日本橋のたもとに本社を置く同社。これまで、100万円から始められる個人向け不動産投資「不動産OWNERS'倶楽部」など、不動産を生かしたまったく新しいビジネスを創出してきた。
 同社は現在、現地の企業と業務提携を結び、台湾投資家に向けた不動産セミナーを台北市と高雄市で定期的に開催。物件の販売会でなく勉強会というスタンスを取り、計100名前後の参加者が熱心に日本の不動産について学んでいる。
「台湾の方々はとにかく日本が好き。日本の不動産への投資もここ1、2年でブームとなり、急速に加熱しています。現地を訪れるたびに圧倒されています」
 と、北浦卓不動産事業部長は話す。外資系証券会社で長年キャリアを築いた北浦部長いわく、これまで内需依存型だった不動産市場も近年は金融市場のように国際化が進んでいるという。
「市場には個人投資家だけでなく海外の政府系ファンドなどからも資金が流入してきています。今回、台湾進出でアジア市場への足掛かりができました。さらなるインバウンド需要を取り込むためにも香港やシンガポールでもセミナーを開催していきたい」(北浦部長)
 すでに新宿区の収益用オフィスビルを上海の投資家に売却するなど、海外投資家との取引も増加している同社。よりスピードを追求し、投資家の要求に応えていく構えだ。
 同社がとりわけ強みとしているのが中古不動産のバリューアップ。独自の企画力と発想力で様々な物件を「コンバート」「リノベート」「リデザイン」し、付加価値の高いオンリーワンの物件に再生している。最近では中古不動産のさらなる価値向上を目指し、新事業「不動産プロジェクト・パートナーズ」も開始した。

新事業「不動産プロジェクト・
パートナーズ」が始動

 これは、社歴や企業規模、実績を問わず不動産プロジェクトを幅広く募り、同社が案件内容とパートナーの人物像を精査し、パートナーシップを締結した上で事業化するというもの。建設会社や建築設計事務所、不動産鑑定事務所など、不動産案件の情報は多くあるものの事業化に難航する中小企業をサポートし、それぞれが持つ特徴を生かしたプロジェクトを始動させている。
 具体的な事例としては、企業、文化、教育、そして地域が様々な形でクロスする時代のニーズに応えることを目指し、先端的なノウハウをかかえる中小企業とのパートナーシップを通して新たなリノベーションの提案に取り組んでいる。
 まずは、大手通信会社の女性専用社員寮を買い取り、フルリノベーションを施して学生用マンションに再生するプロジェクト。早くも有名私立大学が買い手として興味を示している。
 次に、都内一棟物の工場兼住宅再生プロジェクト。クリエイター専用のコラボレーション型シェアオフィスに生まれ変わる予定だ。
 他にも、大手介護運営会社へのリーシングを予定している有料老人ホームの新築や収益型複合施設の開発、遊休地の完成宅地化など、多種多様なプロジェクトが各地で進行している。
「当社の企業理念は『共存共栄』。中小企業どうしでパートナーシップを結び、大手不動産会社にも負けない斬新な不動産プロジェクトを成功させていきたい」
 と、田中社長は意気込む。

第二創業期を支える
即戦力人材を積極採用

 不動産事業が本格始動して以降、1年足らずで15億円の不動産取引を完了させた同社。大手不動産仲介会社や信託銀行系不動産販売会社との取引も増え、業界でのネットワークも広がっている。当面の目標は累計取引額300億円突破だ。
「現状の少数精鋭のままでは、その目標を達成させることは物理的に難しい。何よりも即戦力となる人材が不可欠です」(北浦部長)
 そこで現在、同社は会社創業以来の大々的な採用活動に注力している。昨年入社した不動産事業部の郷原梓平開発室長は、これまで不動産畑一筋に歩んできた不動産のスペシャリストだ。
「仕入れから価値付けまで、一貫して自由に手掛けられるのが当社の営業職のおもしろさ。仕入れに際する意思決定の早さは、同業他社の追随を許さない強みです」(郷原開発室長)
 社内では営業部門、管理部門が机を並べ、事業展開について活発に会話をする様子が見られる。不動産分野のスペシャリストだけでなく、異分野でキャリアを築いてきた幹部社員を中心に、個々の役割を超え、常に広い視野で議論を戦わせる職場環境も同社の魅力だ。
「バイタリティとアイデアを兼ね備え、自らのパフォーマンスを最大限発揮してくれる人材を男女問わず求めています。不動産業界はまだまだアナログな体質が色濃い。ぜひ新風を吹き込んでほしい」(北浦部長)
 幅広さと厚みを兼ね備えた盤石な組織づくりは、未来への布石でもある。
「2020年以降の不動産市場は、まだ不透明な面もあります。当社としては都内や全国主要都市の一等地にこだわり安全性の高い物件開発を地道に続けていく。その原理原則を曲げることはありません。より安定した収益基盤を確立するため、将来的な海外進出や自社物件を保有する構想もあります。不動産会社の常識を覆してみせます」(田中社長)
 まもなく設立20周年。第二創業期を迎えた同社は、日本の不動産を世界水準に引き上げるべく今後も攻めの経営を続けていく。  

【会社データ】
本社=東京都中央区日本橋1―2―10 東洋ビルディング9F
☎=03―3527―9240
設立=1997年7月
資本金=5000万円
事業内容=不動産の売買・賃貸・仲介・所有、建築工事の企画・設計・管理
宅地建物取引業免許=東京都知事(1)第93288号
http://www.wingtrust.com

拍手[0回]

PR
コメント
お名前
タイトル
メールアドレス
URL
コメント
パスワード

『サンデー毎日』最新号絶賛発売中!

サンデー毎日 2021年2月7日号 [雑誌]

2021年2月7日号

ブログ内検索

新着記事

運営会社

株式会社エスコミュニケーション
編集タイアップ企画のパイオニアとして、頑張る日本の中小企業を応援しています。マスメディアでは報道されない各社の素顔と魅力をお届けします。
《掲載をご希望の場合はこちらまで》
s-comm@s-comm.co.jp

P R