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会社の流儀BLOG

毎日新聞出版『サンデー毎日』で連載中の「会社の流儀」がWeb版で登場。中堅・中小企業の隠れた素顔や取り組みを紹介します。

樫の木製作所(シリーズNo.1591)

「情報」を「カタチ」にする創造企業
新分野にも果敢に挑戦、地球環境に貢献!!


大隈 浩 社長

「期待されるものを創り、提供する。様々な技術を実用化する手助けをして『情報』を『カタチ』にする会社でありたい」
 と話すのは、埼玉県越谷市に本社を置く株式会社樫の木製作所大隈浩社長だ。
 1995年に創業した同社は、パソコン・サーバー・スマートホン・医療機器などで使用される電磁波シールドテープを主力商品とした特殊フィルム・金属箔の加工で実績を積む。
 同社は、培った経験と技術を駆使し、ラミネートやコーティングなどフィルムとフィルム、フィルムと金属箔の貼り合わせから、マイクロスリット加工やプレス加工、さらに、新素材や新製品の性能・特性の測定・分析までをすべて自社で一貫して担う体制を整備。少量多品種・多色・短納期のニーズにも対応している。
 同社は、常に時代の先端を捉え、新たな素材の探求や加工技術の追求にも積極的にチャレンジする。社会のニーズや顧客の要求事項、また、材料に起因する特性を徹底的に理解し、目的に合わせた細さ・強さ・柔軟性・耐熱性などに優れた製品、最適な材料の開発・提案の実践を矜持としている。


 単に、製造業としての機能だけでなく、様々な情報や素材、技術を融合し、新しい価値を生み出す商社としての機能をも兼ね備えていることが同社の大きな強みとなり、この「創造力」溢れる事業展開が今日の実績と信頼の源となっている。
 こうした同社には、様々な製品・材料・技術の情報や相談が寄せられるという。

環境貢献に無限の可能性
先進技術で新会社を設立

 現在、注力しているのがカーボンナノチューブ(CNT)だ。同社は、超電導・高い熱伝導性・耐熱性を持つCNT分散液の量産化とフィルムに薄く均一に塗布する技術を開発。電気で発熱し、遠赤外線を放射する機能に着目。電圧により自在な温度設定が可能なフィルムをフィルム状ヒーターとして活用し、農業ハウスやきのこ類の菌床栽培の温度管理、信号機の着雪防止、防寒用衣類ほか様々な用途への応用が期待されている。
 また「磁場分解装置」の普及にも着手する。磁力とマイナスイオンの効果で、生ゴミやプラスチックなどあらゆる有機物を短時間で灰状に分解処理するという。化石燃料を一切使用せず、CO2も臭いも排出しない。
 燃料代や廃棄物の収集運搬の費用も大幅に削減する、実に環境に優しいゼロエミッションの技術だという。
 この7月10日、この2つの新技術を手始めに、地球環境に貢献する技術や製品の開発・普及を目的に、新会社「樫の木環境ソリューション㈱」を設立した。
「新会社1社で全てを行うのではなく、理解者や協力企業と力を合わせ、さらに拡がる可能性を追求して環境事業で貢献して行きたい」
 と、大隈社長は語る。

【会社データ】
本社=埼玉県越谷市川柳町1―1―3
☎=048―990―6540創業=1995年8月
資本金=1000万円
従業員数=55名
売上高=14億3400万円
事業内容=電磁波シールドテープなどフィルム加工
http://www.oak-tree.co.jp

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