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毎日新聞出版『サンデー毎日』で連載中の「会社の流儀」がWeb版で登場。中堅・中小企業の隠れた素顔や取り組みを紹介します。

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東洋ホイスト(シリーズNo.1348)

福岡を代表する荷役機械メーカー
社会貢献企業を目指して



東谷 典章 社長

 8期連続経常利益率10%超え、今年3月には17.6%(売上34.9億円)を達成した優良企業が福岡県糟屋郡にある。重量物を吊り上げ搬送するホイスト・クレーンを中心に、各種荷役機械を製造販
売する東洋ホイスト株式会社だ。
 今年で社長就任から10年目を迎える東谷典章社長
 好調の秘訣を尋ねると、「社員の意識改革に注力してきたことが実を結びました。『ものづくり』は『人づくり』であり、会社のルールに基づいて社員が成長してきた結果です」
 と話してくれた。


 工場や工事現場、造船、発電所、ごみ焼却場など、あらゆる現場に対応し、信頼を積み上げてきた同社。 環境装置分野では、ごみ処理施設で焼却場のごみを投入するごみクレーン等を製造。約35年間でおよそ800台を納入し、全国で実績を上げている。小型・中型クレーンを中心に北海道利尻島から沖縄県北大東島まで各地方自治体に納入しており、地域住民の生活向上に尽力してきた。
「来年には熊本県八代市の清掃工場にクレーン2基の納入計画を進めています。熊本地震の被災地でも被災ごみ処理を行い、災害復興にも貢献すべく対応しています」(松本宗之技術部長)
 また、船用事業部では、ヘリコプター整備用の格納庫クレーンを護衛艦へ、エンジンルームのメンテナンス用主機開放クレーンを全国展開し大手造船所に納入している。
「特に護衛艦格納庫クレーンは全ての護衛艦に搭載されており、技術力の粋を集めた当社の誇りです」(吉永章子船用事業部部長)

人材育成に注力し
利益体質を追求する

 若手経営者の育成をテーマに、社員教育も徹底して行っている同社。
「基本を守り社会を学べば自然に高品質の製品ができ、利益を生み出せます。たとえば17時から会議開始なら、16時50分には全員集合が当たり前であり、自分で考え行動できる力を求めています」
 と東谷社長が話す通り、特筆すべきは会議と勉強会の充実ぶり。ほぼ毎日、社員が自身の考えを発表し、やり取りしあう場が設けられている。常務時代から東谷社長自ら会議スケジュールを作成しており、今年9月で15年4ヶ月目となる184回を数えるという。
 会議資料や議事録に加え、毎月の方針や営業実績、経営分析などを記した経営報告書も作成。社員がデータで現状を理解できるよう心掛けている。
「経営者に最も必要なのは利益をきちんと出すことです。自分自身にノルマとプレッシャーを与え、会社の力を上げるには何をすべきかを考えています」
 最後に「利益を社員にしっかりと還元し、社員が今以上に充実した生活を送れる企業を目指します」と話してくれた東谷社長。
 バイタリティ溢れる経営者を核にますますの発展を遂げていくに違いない。

【会社データ】
本社=福岡県糟屋郡新宮町下府2-11-1
☎=092-962-1431
設立=1958年9月
資本金=6000万円
事業内容=荷役機械の製造販売及びメンテナンス
http://www.toyo-hoist.co.jp

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