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毎日新聞出版『サンデー毎日』で連載中の「会社の流儀」がWeb版で登場。中堅・中小企業の隠れた素顔や取り組みを紹介します。

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聖和(シリーズNo.1786)

テレビ通販とリアル店舗の両輪で急成長
人の「和」で笑顔を提供する真珠専門店

塗野 聖一 社長


 少子化や経済状況の変化で市場規模が縮小する宝飾品業界にありながら、可憐に輝く成長企業がある。真珠専門店「PEARL SEIWA」を展開する有限会社聖和だ。
「真珠は女性の美を引き立て、笑顔を提供できる宝石。テレビ通販を始めてから10年、試行錯誤しながらノウハウを蓄積してきました」
 と話すのは、自らジュエリー専門チャンネル「GSTV」に〝パールマスター〟として毎週出演する塗野聖一社長。アコヤ真珠をはじめ、幅広いアイテムを多彩なオリジナル製品にして、驚きの価格で好評を博している。商品を提供する有名女優やキャスター達からの信頼も厚い


 真珠商品の卸売専門会社に20年間勤務していた塗野社長が、わずか9坪の事務所で同社を設立したのは2003年。インターネットの普及に合わせて、「販売方法を考え直さなければいけない」と出店した大手通販サイトでは、後発でありながらも瞬く間に売上上位に躍り出た。これを機に事業の軸足を小売にシフトさせ、テレビ通販へと販売チャネルを広げたことが飛躍のきっかけになった。
「エンドユーザーの顔が見えない卸売に長年携わってきた私にとって、ダイレクトに消費者と接する小売は新鮮でした。ネット通販から始まり、テレビ通販も網羅する中でお客様に豊かさと笑顔をお届けするのが私の仕事」と塗野社長が話すように、卸売で培ってきた品質を見極める目とコストパフォーマンスが消費者の心を掴み、テレビ通販で認知度を高めてきた同社。現在は「宝石の町」で知られる御徒町に2つの路面店を構え、インバウンド客からの人気を集める「PEARL SEIWA」はテレビ通販と共に安定した経営基盤の両輪を担っている。

「聖和流」を次世代へ
情報開示で業界に貢献
 
 真珠業界に40年近く携わる塗野社長は、「大きなピンチに直面する度に、必ず救いの手を差し伸べてくれる人がいた」と振り返る。様々な人との「和」の中で信頼関係を醸成し、独自の仕入れルートも開拓してきた。

来年には真珠の情報発信を担う別会社も設立するという塗野社長。真珠層の巻き厚や「照り」の程度といった細部まで〝本物〟を追求する「聖和流」の品質基準を次世代に継承すべく、人材教育にも注力する。
「先人が築いてきた歴史を大事にしながら、正確な情報発信を行うことも当社の使命です。ジュエリーに大切なのは美しさと希少性、耐久性。それをきちんと理解した上で、本当に良いモノを『良い』と言える人材を育てていきます」
 コロナ禍で店舗休業を余儀なくされていた期間、同社は真珠で手作りのストラップを製作し、「共に困難を乗り越えましょう」と手紙を添えて顧客に届けた。返ってきた喜びの反応が真珠と同社の魅力を物語る。

【会社データ】
本社=東京都台東区東上野1―12―2 THE GATE UENO1F
☎=03―5812―5510
設立=2003年10月
資本金=3000万円
社員数=13名
売上高=8億円
事業内容=真珠の卸売販売 宝石・貴金属の加工及び販売
https://www.pearl-seiwa.jp

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