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毎日新聞出版『サンデー毎日』で連載中の「会社の流儀」がWeb版で登場。中堅・中小企業の隠れた素顔や取り組みを紹介します。

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東京調剤センター(シリーズNo.1433)

城南エリアで愛され続けて40周年
薬を通じた医療コンシェルジュを標榜


長崎 雄太 社長

 医薬分業元年となった1974年。以来病院の門前などに多くの調剤薬局が生まれた。その草創期より、東京城南地区で地域の「かかりつけ薬局」として今年40周年を迎えた株式会社東京調剤センター
「〝私たちは薬を通じた医療コンシェルジュです〟というのが、我が社の企業理念です。一生を通じて一番身近にある医療機関として、地域への貢献は使命であり、薬剤師としての職能でもあるという思いを表しました」
 と、語るのは一昨年2代目として代表取締役に就任した長崎雄太社長
 目指すのは、カフェの様に地域の人々が集う薬局だ。処方箋を元に薬を渡すだけでなく、積極的に健康情報を発信し、健康相談会を開催するなど、訪れる人とのより深い関係性を構築する。


 特に現在、介護・在宅医療の分野に注力しているという。国が推進する地域包括ケアの仕組みの中で、薬剤師が医師の訪問に同行し、調剤・薬の配達、服薬指導などを行っている。
「実際に薬剤師が関わった例では、訪問看護師やケアマネージャーの96㌫から有用であるという回答が得られたデータもあります。勤務する薬剤師の中にも、ケアマネージャーの資格保有者が多く、自社で介護支援事業所の運営も行っています。医療と介護を繋ぐワンストップのステーション的役割が求められていると感じ、このような体制を進めてきました」(長崎社長)
 在宅における、緩和ケア注射剤などに必要な無菌調剤室の整備や、高齢者施設への薬の配達も積極的に行う同社が目指すのは〝医療と介護の懸け橋〟だ。

多彩な働き方を推進
薬局過多の中で生き残る

 長崎社長は昭和大学薬学部大学院を修了後、㈱資生堂に入社。マーケティング・商品開発などを担い、2000年に同社に入社。
 その後は一薬剤師として、新規店舗の立ち上げから携わったという。経営側に回った後は、管理者の育成を行い、「ピラミッド型」の組織を構築。月一回は14店舗の全店長会議を行う他、気軽に相談しやすい家族的経営と、社内SNSを活用した密なコミュニケーションを図っている。
 また、女性の多い職場ならではの働き方改革にも着手。パート・正社員の就業形態の柔軟性や、時短勤務などフレキシブルな勤務体系を採用。週40時間の中で勤務時間を自由に組むことができ、育休・産休明けの復帰例も多い。さらに、店舗ごとの距離が近く、勤務地変更も転居が伴うことがない。地方出身者には自社保有のマンションを格安家賃で提供している。
 薬局数の削減もささやかれる中、事業拡大における新規店舗の出店は容易ではない。そんな中同社は今年3月に、新しく2店舗の薬局をM&Aで傘下に入れ、現在14店舗を経営している。
「今後も医療と介護の懸け橋として、地域の方々にも、働く方々にも、選ばれる薬局であり続ける努力を継続します」(長崎社長)

【会社データ】
本社=東京都品川区西中延2―15―23 205
☎=03―3788―6026
設立=1977年6月
資本金=3000万円
従業員数=158名
事業内容=調剤薬局の運営、居宅介護支援事業所の運営
http://www.tokyo-chouzai.co.jp

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