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会社の流儀BLOG

毎日新聞出版『サンデー毎日』で連載中の「会社の流儀」がWeb版で登場。中堅・中小企業の隠れた素顔や取り組みを紹介します。

株式会社 啓和運輸(第79回)

“運” を繋げて成長を続ける物流総合商社
『日本一、元気で健康な会社』を目指す

川島 満社長

 東京オリンピックが開催された1964年、埼玉県・所沢の地に自動車修理会社を前身として創業した株式会社啓和運輸。やがて整備業務の電子制御化や車検制度の改正などを受け、79年に運送業へとシフトチェンジして以来、37期連続増収を続けている。
 両親が一念発起して創業した同社の2代目として指揮を執り、一般社団法人埼玉県トラック協会の副会長も務める川島満社長は所沢生まれの所沢育ち。大手自動車メーカーの技術学校を経て、四輪車の販売会社で全国トップクラスのセールスマンとして活躍していた矢先、バブルが崩壊した。


 母親の体調不良なども重なり、家業の未来を託された川島社長は26歳で同社に入り、35歳の若さで父親より代表を受け継いだ。
「従業員の方々を路頭に迷わせることは出来ませんでした。全事業を委ねて父は完全に退きましたが、それで私は鍛えられました」
 と振り返る川島社長。その後の堅実経営によって着実に事業を拡大し、現在は人材派遣・業務請負を手掛ける㈱ケイワハーベスト、旅客・送迎事業を行う㈱たすかる、太陽光発電事業、リース事業を手掛けるフレクス㈱の3社を加えて「啓和グループ」を形成している。全体で従業員920名、車輌保有台数500台、売上高80億円超と、川島社長が入社した当時の10倍以上にまで成長を遂げた。
「98%が〝運ですね。『人』『お客様』『地域』の運に恵まれてきたことが成長の要因です。社員には運を大切に。悪くするような行いをしないようにと言い聞かせています」(川島社長)
 特に強調するのは「人」の運。同社の人材採用は従業員の紹介がほとんど。彼らが同社に愛着と誇り、信頼感を抱いている証だ。
 社員教育でも、日頃から「目の前の仕事は自分の為ではなく、仲間の為に行え」と一貫して指導している。
「仲間のための仕事を意識することで自然とサービスの品質が高まり、顧客満足度も向上します。やがて会社が発展し、社員たちに還元出来るという好循環が生まれています」(川島社長)
 また、〝日本一、元気で健康な会社を目標に、定年後も長く安心して働ける環境づくりを行う同社。定年を迎えた従業員を対象に中型二種免許の講習代を全額負担している。グループ会社の㈱たすかるで行う送迎バスの運転業務も定年後の仕事の一つだ。
「次の東京オリンピックが開催される2020年には、私も父が退いた年齢になります。名乗りを上げる優秀な社員にバトンタッチすることを考えています」
 と話す川島社長は現在、慶応義塾大学法学部通信教育課程に在学し、2020年には学生ボランティアとしてオリンピックに参加し、盛り上げたいと言う。女性が働きやすいインフラの整備にも注力し、来年度には本社近隣に新たな物流センターを建設する。

【会社データ(問い合わせ先)】
本社=埼玉県入間市狭山ケ原223―5
☎=04―2934―6560
設立=1979年9月
資本金=5000万円
売上高=66億円
社員数=367名
事業内容=一般貨物自動車運送業、倉庫業
http://www.keiwa-unyu.jp

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