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毎日新聞出版『サンデー毎日』で連載中の「会社の流儀」がWeb版で登場。中堅・中小企業の隠れた素顔や取り組みを紹介します。

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大島運輸(シリーズNo.1464)

働く人に門戸を広げ人手不足に対応
60年の歴史を刻む老舗運送企業


大島 弥一 社長

 今年3月より若年者の雇用促進のため、準中型自動車免許が新設された。取得すると、18歳以上であればすぐに車両総積載量7.5㌧未満のトラックを運転できるこの免許は、人手不足に悩む運送業界の光明と目されている。

「わが社でも、昨年から今年にかけ18歳の新卒を含めた10名を採用しました。免許がなくても取得費用を会社が負担し、ベテランドライバーとマンツーマンで研修を行うことで、めきめき成長しています。今後が楽しみですね」
 と語るのは大島運輸株式会社大島弥一社長

 今年創業から60周年を迎えた同社は、現在建材配送とコンビニ食品配送を大きな柱として経営を続ける。長年の顧客である㈱HAMAYA(旧・濱屋ガラス)の100周年記念パーティーでは、乾杯の挨拶の大役を大島社長が務めるなど、その信頼は厚い。
 大島社長は、大学時代からアルバイト勤務で働いていた同社に卒業後すぐに入社。1998年、29歳の頃先代代表の父君の急逝を機に代表取締役を引き継ぐ。
 低迷する経済状況とディーゼル規制の開始など厳しい経営環境下で、不採算だった宅配事業等を縮小し、コンビニ・建材へ主力をシフトした。現在では、年間売り上げの5割近くをコンビニ配送が占めるという。
 また、定期的に取引先への運賃交渉も実施。適正な運賃で、健全な経営と高品質なサービスを目指し、利益を社員に還元するためだ。こうした交渉をすすめられるのも、普段の仕事ぶりが評価されている証といえる。
 社外ではトラック協会の活動に積極的に参加。若手経営者として業界改善の意見を届けている。現在は運送事業者の駐車規制緩和に向けて働きかけている。
「最近は、街中で配送の際に駐車できるスペースがかなり限られています。安全対策・事故防止などはもちろん重要ですが、物流は経済の大動脈。警視庁・街の事業者と連携しながら次第にルール化を進めています」(大島社長)

働きたくなる会社へ
ドライバーを積極募集

 免許取得支援以外にも、様々な取り組みにより、働きたい人にできるだけ門戸を開放。コンビニ部門では女性ドライバーが、また建材部門ではトランスジェンダーの人材が現在活躍中だ。
「こうした取り組みを耳にしたLGBT支援団体からアプローチを受け、就職の受け皿になる体制を整えています。現在面接も行っていて、社員も理解を示していますよ。今居る方はやる気も、気骨もある人で大変助かっています」と、語る大島社長が目指すのは“長く働いてもらえる会社”だ。
 アットホームな雰囲気で、コミュニケーションも活発な同社では、20年・30年と勤める社員も多いという。
「今後は“社員一人ひとりが作る会社”ということをもっと意識し、改善要望などを積極的に出して欲しいですね。それをくみ上げ、さらに働きやすい会社にします」(大島社長)


【会社データ】
上井草営業所=東京都杉並区上井草2-34-26
☎=03-3395-4881
創業=1957年5月
資本金=1200万円
従業員数=98名
事業内容=運送業
http://www.oshima-ex.co.jp


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コメント
1.You win huge Yowinさん (2022/01/25 05:22)

“I managed to lift nearly two hundred today. I believe.” He explains. “But I strained a lot to do it. I was moaning. Groaning.”

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