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会社の流儀BLOG

毎日新聞出版『サンデー毎日』で連載中の「会社の流儀」がWeb版で登場。中堅・中小企業の隠れた素顔や取り組みを紹介します。

東洋オイルシール製作所(シリーズNo.1461)

業歴50年超のオイルシール・パッキンメーカー
幅広い対応力と技術力で“困った”を解決


山野井 文治 社長

 自動車のエンジンをはじめ、一般産業用や建設、農業など、あらゆる機械の回転部分に使用されるオイルシール。機械・部品の動きを円滑にするだけでなく、摩耗を防ぐために注入される潤滑油の漏洩や外部からの異物混入を防止する重要な基幹部品だ。
 埼玉県草加市の株式会社東洋オイルシール製作所は、一般産業用、農業用などの各種機械向けオイルシールを主軸に、医療器用パッキンやOリング、各種工業用ゴム・樹脂製品を製造。「安定した品質の製品を迅速な納期で提供」を社是とし、50年以上の業歴を通じた堅実な事業展開と幅広い対応力によって、大手メーカーや商社を中心とする顧客からの信頼も厚い。
 二代目社長の山野井文治社長は群馬県の出身。4人兄弟の四男として育った。父君は戦前、機械加工工場を経営、戦後は農業を営んだ。長男が実家を継ぎ、次男の山野井吉之助氏(初代社長・現会長)を中心に、三男の茂氏と共に兄弟3人で1963年に東京都足立区で同社を創業。68年2月には株式会社として法人化した。その後、現在の草加市に本社・工場を移転し、2005年には群馬県館林市にも工場を新設した。


「子供の頃から受けてきた『困っている人がいたら助けなさい』という父の教えを今も心掛けています。お客様から納期の相談があれば最大限の努力で希望を適えます。たとえ納期を短縮しても『絶対に悪い物は作らない』ことを〝ものづくり〟の矜持として、見返りを求めず実直にニーズに応える。それが信用となって、いつしか水が浸み込むように広がって人の輪を形成し、次の出会いや長いお付き合いに繋がるのです」 
 と山野井社長は言う。
 
若手社員の成長に期待
〝ものづくり〟を継承

 多くの企業が人材不足や次世代への技術継承を課題とする昨今。社員数50名の規模を維持する同社は、この道50年の大ベテランから20代前半の若手まで、在籍する社員の年齢構成は比較的バランスが良い。各部署に経験30年以上のベテランが揃い、日々の業務を通じた若手社員への技術指導の中心的な役割を担っている。
「『本能が濁ると煩悩になる』という言葉を戒めにしています。精神が濁れば人の成長を妨げる。また、体が健康でなければ物事を正しく判断することができません。今後は、現在30代の社員が会社の柱となるように期待しています」
 と語る山野井社長は毎日、群馬県の自宅を出発し、館林市の工場を回ってから埼玉県の本社・工場に出勤することを日課としている。毎日1回は各々の現場に顔を出し、社員と直接的なコミュニケーションを図ることで一層の技術向上と自己研鑽への努力を促している。
「今後はさらに厳しい時代になる。しかし、私達の製品は機械には欠かせない基幹部品です。だからこそ、ものづくり企業として新たな分野の製品にも挑戦していきます」(山野井社長)

【会社データ】
本社=埼玉県草加市西町 1103―4
☎=048―928―6227
設立=1968年2月
資本金=1000万円
従業員数=50名
事業内容=オイルシール・パッキン・工業用ゴム製品・樹脂製品の製造・販売
http://www.toyooilseal.com

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