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毎日新聞出版『サンデー毎日』で連載中の「会社の流儀」がWeb版で登場。中堅・中小企業の隠れた素顔や取り組みを紹介します。

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エスピック(シリーズNo.1221)

いい人が、いい会社をつくる
「Good People Company」

島 至 社長

江戸の情緒を今に伝える街、両国。旧両国国技館の跡地に、独立系ソフトウェア企業の株式会社エスピックはある。
 1965年に島計算センターとして創業し、IT業界の黎明期から50年実績を積んできた同社。業界特有のゼネコン構造から脱却し、直接エンドユーザーに提案・開発・運用・保守まで一貫したサービスを提供できるのが強みだ。顧客は商社や金融、製薬、官公庁など多岐にわたる。経営理念は「Good People Company」。「人を一番大事にする企業、人の成長と共に成長していく企業」という考え方だ。


「企業の経営資源は人・モノ・カネ・情報と言われますが、すべての根底にある資源こそが人です。いい人が、いい会社をつくる。社員一人ひとりが人間として成長することで、企業も発展するのです」島至社長
 ITは人がすべて。そう断言する島社長は、人財の採用・育成に注力している。採用は17年ほど前から新卒に特化。人財育成室を設置し、一人前に育つまで4~5年かけてじっくり教育を施している。新卒一期生として入社した社員は、現在、幹部として経営の中核を担う人財に育っている。
 人を大切にする同社が2年に1度実施している一大イベントが海外への社員旅行だ。今年は2泊3日でサイパンへ。恒例のサプライズ演出や島社長による余興などで大いに盛り上がり、新入社員27名の記憶にも深く刻まれる旅となった。

働くことは自己表現
競争の社会から共生の社会へ

「仕事とは、労働を通じて報酬を得るという単純な行為ではなく自己表現でもある。視座を高く持ち、仲間とともに様々な経験を通じて人間として成長することが最も重要だと考えます」
 と話す島社長は73年に同社に入社し、十数年間SEとして現場の最前線で活躍。88年に父君の跡を継ぎ、代表取締役に就任した。当時、同社の経営状況は悪化の一途を辿っていたが、島社長は社員の結束を高め危機を回避。この経験が、現在も経営の礎になっている。
 これまで70カ国以上を旅した経験を持つ島社長。旅先で学んだことや「愛」の意味などを「社長の一言メッセージ」としてホームページでも公開している。それをまとめた書籍『窓ガラスが鏡に変わる時』はシリーズ化され、企業経営者や教育者など社外の一般読者からも好評を博している。
 競争の社会から共生の社会へ。その実現を目指す同社は、様々な業種業界の企業が集うニュービジネスサロンを創設。中小企業の協業による新たな価値創造に注力している。代表幹事も務める島社長はこう話す。
「世界を見ると民族や宗教の対立がテロの頻発を生み、ますます対立と憎悪が広がっています。そんな時代だからこそ、経済的価値ばかりでなく『人の幸せに貢献しているかどうか』という、人間中心の価値軸に沿った企業や社会の構築を実現させたいですね」

【会社データ】
本社=東京都墨田区両国2―10―14 両国シティコア9F
☎=03―5625―3820
創業=1965年4月
資本金=8000万円
社員数=241名
事業内容=ソフトウェア受託開発、パッケージ販売、アウトソーシング・サービス等
http://www.spic.co.jp

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