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毎日新聞出版『サンデー毎日』で連載中の「会社の流儀」がWeb版で登場。中堅・中小企業の隠れた素顔や取り組みを紹介します。

高浜工業(シリーズNo.1493)

世界も認める窯業機械設備の老舗メーカー
3本柱の信頼とブランド力を築いて70周年


鈴木 雅基 社長

 日本最大の瓦生産地(三州瓦)として知られる愛知県高浜市。良質豊富な粘土に恵まれ、窯業の主要生産地として発展してきたこの地域に育まれた高浜工業株式会社は今年で創業70周年を迎えた。
「人間はこれからも土や木と付き合っていきます。窯業で培った技術を生かせる仕事はまだまだある。少しずつ変化しながら常に新しいテーマを追求し、『100年企業』を目指します」
 と話すのは1947年2月22日に父君が実兄と共に創業し、59年に会社組織となった同社の5代目として7年前に就任した鈴木雅基社長。リーマン・ショックの影響や東日本大震災などの難局を乗り越えながら堅実に黒字経営を続けている。
 屋根瓦や食器・タイル・レンガ・植木鉢など住宅及び一般生活向け窯業製品製造設備の他、ロボットを使う自動化設備、自動車関連他向け鍛造部品と実に幅広い技術領域を持つ同社。瓦や陶磁器など窯業製品を製造するプラント設備(「カジセキ」ブランド)で国内外に窯業機械総合メーカーのポジションを確立している。


 また、固有の窯業技術を応用し、産業機械の幅広い分野でも事業を展開。祖父の時代より営んできた鍛冶屋から発展し、今では自動車・バイク・自転車向けの高度な精密鍛造品を生産するなど熱間・冷間鍛工品の専門メーカーとしても実績を積み上げてきた。因みに窯業機械のブランド名「カジセキ」は「鍛冶屋の関治(祖父の名前)」に由来する。

売上100億円を目指し
選択と集中で3本柱を強化

  国内だけでなく海外にも「窯業機械」「産業機械」など多種多様な設備を供給し、地球規模でモノづくりに貢献する同社。アジアや北南米、欧州など世界35カ国以上に豊富な納入実績を誇る「海外事業」が頑丈な機械設備事業の基盤を、さらに強固にしている。
「70年の歩みの中で様々な事業に挑戦してきましたが、経済が右肩上がりの時代が終わった今、必要なのは『選択と集中』。あれもこれもと機械設備の種類を増やしても、機械設備を個別に見ると、ここ暫くあまり進歩が無い。新たな技術開発も当然必要ですが、むしろ一歩踏み込んだアフターサービスを生かしながら問題や課題を解決して技術に転換し、その技術を積み重ねてより使いやすい設備にし、今柱になっている事業をより強固なものにしていきたい。そして、お客様から頼られる『ファーストコールカンパニー』にしてきたい」
 と話す鈴木社長は、それぞれの柱で存在価値の向上を推進。就任直後から改革を進めて、安定した経営基盤の礎を築き上げてきた。 今後は工場設備の見直しとメンテナンスを進め、得意先に迷惑を掛けない為にBCP(事業継続計画)を推進。人材の採用・教育など社内体制の変革にも取り組み、社員の為の福利厚生と社会貢献に向けて進むという。新たな進化の先にある目標は「創業100年に売上100億円」だ。

【会社データ】
本社=愛知県高浜市八幡町2―2―1
☎=0566―52―5181設立=1959年10月
資本金=6億5600万円
社員数=180名
売上高=48億6700万円
事業内容=窯業機械設備・産業用機械設備・精密鍛工品の製造・販売
http://www.takahama-ind.co.jp

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