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会社の流儀BLOG

毎日新聞出版『サンデー毎日』で連載中の「会社の流儀」がWeb版で登場。中堅・中小企業の隠れた素顔や取り組みを紹介します。

生活アートクラブ(シリーズNo.1414)

「生産者と消費者の橋渡し」を目指して15周年
“本物”を追求するエコロジー生活用雑貨問屋


富士村 夏樹 社長

 経済優先がもたらした自然破壊や地球温暖化、酸性雨などの環境問題が深刻化する現代社会。今後、私たちはいかに環境と共存する社会を築いていけばよいか――。この問題に真正面から取り組む生活用雑貨の販売会社が、今年で創業15周年を迎える有限会社生活アートクラブだ。
 同社は、「健康やエコが特別なことではなく、当たり前になる社会に貢献したい」富士村夏樹社長の熱い思いから15年前に誕生した。

 現在、全国約40の生協などに自然素材や青森ヒバなどの国産材を利用したエコロジー雑貨、生活日用品雑貨を販売。同社で運営するオンラインデパート「エコデパジャパン」で取り扱う商品は食器や玩具、スキンケア、ヘアケア、洗剤、せっけん、入浴剤、竹布、蜜ロウ商品、家具、文具、オーガニックを使用した帽子や手袋など、商品数は約3000アイテムにも達する。
 それらの商品は、原材料から①水を汚さない②Co2を出さない③国産(実際は99㌫以上)④有害化学物質を使わない⑤フェアトレードされている、という5つの基準から厳しく選定。全商品に産地証明をつけ、消費者に生産者の顔が見えることの安心を届けている。
 一般的に、エコ商品は高価格になりがちだが、“品が良い”デザイン性と手頃価格の両立が同社の大きな特徴。生協のカタログ本誌とは別に折り込むチラシも自社で製作し、社員自らがメッセージ性の高い企画を考案し、エコのある新しい暮らし方を紹介している。
 また、創業以来「木づかい運動」を推進している同社は、このチラシをはじめとする年間500本以上の印刷物に、コピー用紙に間伐材の杉を30㌫配合した輪転機用「木になる紙」を使用。国産材の普及に注力することで森を育て、健康な日本の森を復活させる。
 
どん底から見えた
健康のありがたみ

 近年、毎年10㌫近い成長を続け、一見して順調に見える同社の歩みだが、ここまでに至る道のりには厳しい局面もあったという。
 富士村社長は、学習院大学卒業後に就職した大手通販会社で新規開拓のトップセールスマンとして活躍していた。その後、20代半ばで引き継いだ父君の事業が暗礁に乗り上げ、ついには倒産の窮地に追い込まれる。
 絵に描いたような地獄の日々を過ごす中で、自らも体調を崩した。そこで健康のありがたみ、重要性に気づいたことが創業動機の一つにもなっている。
「創業当初は、『売れる商品が欲しい』と考える問屋に対して、メーカーの思いや商品のストーリーを伝えることが難しく、売上を作ることにも苦しみました。志を同じくした社員が一丸となり、ぶれずにメーカーの思いやストーリーを積み重ねてきたことが成長に繋がっているのだと思います」
 と、富士村社長は同社が15年間着実に成長してきた要因を振り返る。

【会社データ】
本社=東京都新宿区愛住町22 岡田ビル2F
☎=03-3356-0111
設立=2002年3月
従業員数=27名
売上高=10億800万円
事業内容=自然素材、国産材を使用したエコロジー雑貨等の卸売・小売
http://ecodepa.jp

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