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会社の流儀BLOG

毎日新聞出版『サンデー毎日』で連載中の「会社の流儀」がWeb版で登場。中堅・中小企業の隠れた素顔や取り組みを紹介します。

ダイヤモンド交通(No.1318)

地域に愛され続けて半世紀以上
〝選ばれる〞タクシー会社へ――

三上 秀樹 社長

 都市部の大通りで、タクシーを見かけない日はない。しかし、統計を見るとバブル崩壊後は年間の利用者数が減少の一途を辿っている(国土交通省調べ)。利用者を確保するためにも業界各社はタクシーの利便性を伝え、魅力的なメニューを揃える必要がある。
「地域貢献の意味も含めて、我が社も昨年から小江戸・川越やふじみ野周辺を案内する観光タクシーを始めました。観光研修を行ったドライバーが、街の魅力を精一杯お伝えします」


 そう語るのは、ふじみ野・川越の地で50年以上の歴史を持つダイヤモンド交通有限会社三上秀樹社長だ。
 三上社長が代表を兼務する草加ダイヤモンド交通㈲を含めた同社のグループは保有台数142台、従業員数260名と、同エリアの中小タクシー会社の中ではトップクラスの規模を誇る。
 1964年に三上社長の父君が創業した同社は、高度経済成長期の荒波に揉まれながら、堅実に規模を拡大。三上社長自身も大学を卒業して、都内タクシー会社で2年間運行管理に従事した後、同社に入社した。
「都内の流し営業と、地元の無線配車・駅待ち営業の違いを痛感しました。安全で効率の良い営業環境を整えるために、若さで邁進していました」(三上社長)
 先代が築いた礎の上に、2006年から代表職に就いた三上社長は、法人のタクシー利用などが減る中、新たな利用者確保のため、「出産QQタクシー」「聴覚QQタクシー」などのサービスを開始。どちらも好評で、「社会貢献を行っている」というドライバーのモチベーションアップにもつながっている。

業界一丸で変革に挑む!
タクシーに新たな価値を

 タクシー業界にも変革の時が訪れている。
 例えば近年知名度が高まる〝ライドシェア。車に乗る側と乗せる側をマッチングし、タクシーよりも格安で移動できるこのサービスには、業界各社が危機感を強めている。
「今まで護送船団で進んできた業界ですが、1社だけでは新しい動きに対応できません。事業者間で対策を話し合い、これからのタクシーの価値を高めてゆく時期が来ています」(三上社長)
 また、より手軽にタクシーを利用できるよう、国土交通省が実証実験を進める「初乗り距離短縮運賃」に対しても、無線配車か駅待ちが主流の地方事業者からは「活用が難しいのでは」との声もある。三上社長は活用の道を探れば、地方タクシー業界の未来も広がるのでは、と考えている。
 こうした変化に対応するためには、人手不足の中でも優秀な人材の確保が急務。
「スマートな運転でマナーの良いドライバーをさらに増やして、志願者を募ってゆきたい。『安全で親切、便利な優しいタクシー』と言われたいですね」(三上社長)
 今後も乗客・ドライバーに〝選ばれるタクシーを目指すとともに、地元行政とのパイプを太くしながら、公共交通機関としての役割を全力で果たす構えだ。

【会社データ】
営業所=埼玉県川越市下松原488―4
☎=049―248―2233
設立=1964年5月
資本金=375万円
従業員数=180名
事業内容=タクシー業
http://www.diamond-taxi.co.jp

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