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会社の流儀BLOG

毎日新聞出版『サンデー毎日』で連載中の「会社の流儀」がWeb版で登場。中堅・中小企業の隠れた素顔や取り組みを紹介します。

藤井建設 (シリーズNo.1321)

「日本全国橋渡し」をモットーに
橋梁床版工事で50年の実績と信頼

藤井英治社長

 忠臣蔵で名高い吉良上野介ゆかりの地、愛知県西尾市に知る人ぞ知る「トップクラスの橋梁床版工事専門会社」がある。1966年4月の創業、今年で50周年を迎えた藤井建設株式会社藤井英治社長)だ。
 橋梁床版とは、橋の上部構造の中でも橋桁の上の鉄筋コンクリート床版という部分のこと。床版の型枠を設置し、鉄筋を組み立て、床版コンクリートを打設し、端部の壁と中央分離帯のコンクリートを打設するまでが橋梁床版工事だ。型枠工、鉄筋工、左官工などの総合力が要求される工事だけに、これを専業とする事業者は全国でも数少ない。


 同社は設立以来、地図に載るような国家的プロジェクトから都道府県レベルまで、大小様々な橋梁新設工事に参加、実績を積み上げるとともに、高い技術力と施工ノウハウを蓄積してきた。その間、使用する型枠などの部材も大切に扱い、部材の在庫保有量も種類ごとに大量に蓄積、短納期でスピードが求められる工事発注にも即応できる体制を構築してきた。
 コンクリート床版は、やがてアスファルトに覆われて見えなくなる部分だが、その出来栄えがアスファルト舗装などその後の工程に影響を与えることから、同社では設立以来「見えないところも手を抜くな」という先代社長からの教えを徹底。その丁寧な仕事ぶりと、コンクリート床版の出来栄えの良さが評判を呼び、公共工事予算削減の時期にも仕事量が集中、「橋梁床版工事なら藤井建設」という定評を獲得するに至っている。
 1950年生まれ。愛知工業大学土木工学科卒業後同社に入社。97年に2代目代表に就任した藤井英治社長は、子供の頃から気性の荒い職人達が寝起きする飯場で育ち、人の使い方、活かし方を身をもって学んできた経験を持つ人物。
「かつては、型枠・鉄筋・左官などの資格はないが、すべてが解るスーパー土工のような職人がいたが、それを望むべくもない今、今後は『地図に残る仕事』を誇りに思う若手を育て、技術を伝承していきたい」
 と、藤井社長が語るように、同社では次なる50年を担う人材の採用に意欲的に取り組んでいる。併せて、1976年生まれの子息、藤井邦貴常務に経営を引き継ぐ準備も進行中だ。

コスト削減の切り札
「π型アジャスタブル支保工」レンタルも

「これからの道路行政は、橋梁の新設工事から補修・架け替えなどのメンテナンス工事へとシフトして行きます。当社では工事内容の変革にも対応し『橋梁床版は藤井』の定評を維持・発展させていきたい」
 と藤井常務が話す通り、同社では新工法の開発にも注力。関連会社の橋梁機材㈱では、コスト縮減の切り札として「π型アジャスタブル支保工」を開発。主桁間隔の長い工事に対応するもので、自社の施工に用いる一方で、レンタルで他社にも提供している。今後が楽しみなところだ。  

【会社データ】
本社=愛知県西尾市一色町赤羽浜田95
☎=0563ー72ー8026
創業=1966年4月

資本金=2040万円
事業内容=橋梁床版工事請負、足場材料リース業
http://www.fujiikensetu.co.jp

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