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毎日新聞出版『サンデー毎日』で連載中の「会社の流儀」がWeb版で登場。中堅・中小企業の隠れた素顔や取り組みを紹介します。

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アマギ(シリーズNo.1301)

従業員満足を高めて車検年間台数1万台突破!
100年企業へと向かう自動車整備会社

小川 一弘 社長

 この会社で働いていることを誇りに思うか――。無記名式であるにも拘らず、ほぼ全員が「イエス」と答えた。「この会社」とは、神奈川県相模原市で自動車整備事業を営む株式会社アマギである。古くから「3K職場」の一つと言われる職種でなぜ、これ程までにES(従業員満足)が高いのか。
「中には『大変誇りに思う』という回答もあり、驚きました。CS(顧客満足度)とESもバランスが重要。今は、業界全体でESの向上に取り組むべき時です」


 と話すのは、創業者である父君の跡を継ぎ、2007年から同社を率いる小川一弘社長。ESを高めるための仕組みづくりと人財育成が自身の使命だと話す。
 1970年、大手トラックメーカーの社内外注工場として創業した同社。大型車両の整備事業で着実に実績を伸ばす一方、98年から車検の全国チェーン「コバック」に加盟したことが事業規模拡大の転機となった。
「コバックの『夢と感動の車社会を実現する』という企業理念に共感しました。多店舗展開は社員に夢を与えられると思ったのです」
 と話す小川社長こそ、コバック事業を立ち上げた張本人。現在、同社は「車検のコバック」5店舗と「鈑金のモドーリー」2店舗を展開し、昨年9月には会社全体で年間車検台数が1万台を突破した。この偉業達成も、朝6時半からポスティングに奔走した社員全員の活躍抜きに語れない。
 さらに、今秋には新たなコバック店をオープン予定。社員が夢を叶える環境は着々と広がっているのだ。

整備士の地位向上を図る
人財育成と仕組みづくり

 何よりも社員を大切にする父君の背中と、昼夜を問わず働く社員の姿を見て育った小川社長。整備士の労働環境の改善を図るべく、今年から正月のキャンペーンを廃止し、日曜日の営業も交替制による受付業務だけに縮小した。休日の数もディーラー並みまで増やすことを検討しているという。
 また、同社が掲げる今年のスローガンは「基徹〜基本を徹底する〜」。挨拶など人としての基本を怠らず、サービス業としての付加価値を追求する方針だ。
「環境変化に対応し、様々な商品をトッピングできる会社でなければなりません。社員には常々、技術と人間性という両輪のバランスが大事だと話しています」
 と、「適者生存」を念頭に置く小川社長は新たな人材の採用と教育にも力を注ぐ。
 整備士資格を持つ学生だけでなく、4年制大学や普通科高校からの新卒採用も実施。定年退職した役員を技術トレーナーに任命し、未経験で入社してからでも二級整備士の資格取得を目指せる支援体制や、独自の奨学金制度も導入している。
 毎朝全社員で唱和する企業理念は「お客様に喜びを 社員に幸せを 会社に永続を 社会に貢献を」。この理念を自らの信念とし、100年企業への土台作りを進める小川社長は、「どんな事があっても必ず社員を守る」と力強く誓う。     

【会社データ】
本社=神奈川県相模原市緑区西橋本1―9―2
☎=042―773―6748
設立=1970年12月

従業員数=87名
事業内容=自動車整備、鈑金・塗装、新車・中古車(大型、普通乗用車)販売、損害保険代理店など
http://www.amagi-group.com

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