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会社の流儀BLOG

毎日新聞出版『サンデー毎日』で連載中の「会社の流儀」がWeb版で登場。中堅・中小企業の隠れた素顔や取り組みを紹介します。

黒澤製作所(シリーズNo.1222)

急成長を持続するダクト製造・工事会社
高い技術力と三次元CAD/CAMを連係


黒澤 達哉 社長

 千葉県の臨空工業団地として、製造業をはじめ先端技術産業が集まる「佐倉第三工業団地」。その広大な敷地の一角に、ひと際活気に満ちた工場がある。ダクトの製造から施工までを手掛ける株式会社黒澤製作所だ。
「創業当時、この工業団地に入ることは夢のまた夢でした。しかし、今思えば小さな夢の一つが実現したに過ぎません。すでにこの場所も手狭に感じています」


 と黒澤達哉社長が自社の成長を実感するように、同社は都市再開発や大型商業施設など大規模案件の空調ダクト工事を中心に受注を増大し、右肩上がりで成長を続けている。近々約200坪の工場増築も計画中だ。
 1985年の創業から今年で丸30年。同社は、その大半の時間をダクト業界大手の下請け業者として過ごしてきた。そして3年前、下請け業者のポジションから脱却を図り、大手サブコン各社と直取引の施工・製造販売を開始したことが飛躍のきっかけになった。
「下請け時代に原価低減を追求する中で培ってきた高い技術力をさらに磨き上げ、短納期や低コストなど、お客様の多種多様なオーダーに応えています」(黒澤社長)
 成長の要因として挙げられるのが、他社に先駆けて導入した三次元CAD/CAMソフトだ。CADを使って原寸図を作成する工事部門と、それをCAMに入力する製造部門がスムーズに連係し、ダクト製造の精度と施工効率が飛躍的に向上。同社の活用実績とノウハウの高さを聞きつけ、同業他社が教えを求めて訪ねて来ることもあるほどだ。
 また、自由な切断作業を実現するプラズマ切断機など、高性能の工作機械と充実した設備を自社工場に完備。社員と協力業者の技術力向上を推進し、良質なダクトの提供と安全重視の施工を徹底している。

〝生まれ変わりで模索する
「志」の経営と人材育成

 弱冠18歳の当時に職人の世界に魅せられ、「これしかない」とダクト業界に飛び込んだ黒澤社長。5年間の修行期間を経て、念願であった独立を果たして以降も尚、経営者として持つべき「志」を常に探求している。
「トップの前向きな生き様と『志』が会社の方向性を大きく左右します。当社は3年前に〝生まれ変わりを果たした新しい会社。関東一円の地域、ダクト業界、そして社員のために何をすべきかを模索しています」
 と話す黒澤社長は今、新たな商品開発と人材育成に力を注いでいる。第二創業期の新たな「志」とは――。
「我々の仕事は人が全て。人を思いやる優しさと助け合いの気持ちを持ち、リーダーシップのある人材を求めています。会社ではなく自分のために働くという『志』を持ち、競い合いながら一人前になって欲しいですね。社員の将来を考え、彼らの能力を伸ばしてあげることが私の仕事です」
 リーダーと社員が貫く「志」が、同社をさらに強い組織へと進化させる。  

【会社データ】
本社=千葉県佐倉市大作2―7―1
☎=043―498―5050
創業=1985年10月
資本金=2000万円
社員数=60名
事業内容=ダクト工事・製造
http://www.kurosawa-ss.jp

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