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会社の流儀BLOG

毎日新聞出版『サンデー毎日』で連載中の「会社の流儀」がWeb版で登場。中堅・中小企業の隠れた素顔や取り組みを紹介します。

日栄化工(シリーズNo.1273)

新しい「貼る」を創り出す
若い力に溢れる粘着フィルムの総合メーカー


清水 寛三社長

 日栄化工株式会社は「フィルムタック」と呼ばれる粘着フィルムを主力製品とする粘着フィルム・コーティング技術の総合メーカー。

 スマートフォンの液晶画面保護シートや、屋外大型サイン、床面広告、防災フィルム、車の遮光フィルムなど数え上げれば枚挙に暇がないが、一つの分野に重心を置かない「多柱経営」で創業から49期連続黒字経営を維持している。


「『多品種、小ロット、カスタマイズ』が当社の一番の強みです。お客様のニーズに合わせミクロン単位の要求にも応えます」
 と、清水寛三社長は胸を張る。その言葉通り売上の7割以上がカスタムメイドの製品というから驚きだ。
 1992年には、特殊な加工で無数の小凸部を粘着剤面に形成する「マトリクス」技術を開発。空気溜まり対策の決定版として幅広い業界で認められている。
 東京・名古屋・福岡に支店および営業所、三重に工場を持ち、さらには香港・上海・タイに展開しており、国内外の要望に対応できる。
 そんな同社が今年4月から展開する製品が、塗料メーカーとのコラボレーション開発で生まれた、どこにでも貼れる漆喰粘着シート『ハルシックイ』。
 消臭・ホルムアルデヒド吸着・抗菌・CO2吸収・ウイルス感染力不活化機能など、様々な性能を持つ漆喰は、専門の職人を必要とし施工に時間と手間がかかる。この製品は、漆喰を独自の技術で基材にコーティングした粘着シートで、高機能性はそのままに誰でも簡単に好きな箇所に貼って使用できる。まさに粘着シートの革命と言えるだろう。

「やってみいや」の社風で
若手が活躍できる環境

「ただ製品を売るだけの営業ではなく、お客様と二人三脚で製品を作り上げる、やりがいのある環境です」
 と、採用・人材教育に熱心な清水社長は話す。新入社員研修では、本社工場・三重工場での実習、技術研修と3ヵ月以上かけて基礎からじっくり学べる。
 また、営業と技術部門では半期ごとに業績発表会が行われ、上位を獲得した社員は表彰の他に海外研修へ行くことができる。さらに、平均年齢35歳の活気あるオフィスはワンフロアで部署間のコミュニケーションがとりやすく、併設のスポーツジムも自由に使える。
 加えて、「アイデア製品トライアル」というチーム対抗のアイデア出しを年に一度実施しており、ここから製品が生まれることも。
「若手社員がやりたいことを『やってみいや』の精神でチャレンジできる機会を増やしています。だから好奇心が旺盛で、新しいことに対して感度の高い人材を求めています」と話してくれた清水社長。最後に「社員の生活安定が経営理念のひとつ。その基礎の上で新しい製品を貪欲に世の中に発信し続け、継続的な成長を目指します」という言葉がなんとも印象的だった。

【会社データ】
本社=大阪府東大阪市若江東町6―1―33
☎=06―6732―1150
資本金=1480万円

売上高=101億6500万円(2015年3月)
従業員数=298名
事業内容=粘着フィルム及びコーティングフィルムの開発・製造・販売
http://www.netak.co.jp

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