こだわりの無添加基礎化粧品メーカーが「つめから」プロジェクトで復興支援に尽力 佐藤圭 社長
「つめから」プロジェクト--。ネイルシールを販売した利益の全額を日本赤十字社の活動資金として寄付する慈善活動が、日頃被災地支援のために思いを寄せ、忘れないでいる人達の小さな善意を集めて、徐々に広がっている。 第1弾のネイルシールは子供向けの可愛いデザインで、被災地の仮設住宅や福祉施設で暮らす人達の1枚5円の封入作業を経て手元に届く。日本赤十字社のすべての活動資金はこうした寄付で賄われており、ひいてはその寄付は被災地復興支援に繋がっていく。
この仕組みを発案したのは、1986年4月の設立、今年30周年を迎えたこだわりの無添加基礎化粧品メーカー、株式会社アーダブレーンの佐藤圭社長だ。 佐藤社長は幼少の頃重度のアトピーで、当時、ある大手化粧品メーカーに勤めていた父親が、息子のアトピーを治すために手探りで特製の化粧品を調合。その塗り方の工夫や食事の習慣を改めることで症状が劇的に改善する様子を見て、これを改良して世に出せば困っている人の役に立てるのではないか、との思いから会社を退職、設立したのが同社。佐藤社長12歳の時だ。 こうして成長した佐藤社長は、日本大学理工学部土木工学科在学中に起業したIT会社を経営していたが、2000年3月に同社のシステム構築を手掛けることになり取締役として入社。その4カ月後に父親が倒れ、翌年5月に他界。急遽経営を引き継ぐことになる。「五里霧中の事業承継でしたが、当時から取引のある化粧品製造会社や販売先の生協の方々、父親と交流のあった方々の助けを得て、その思いを継ぎ、事業を継続・発展して来られました」 と、事業承継から15年間の感慨を語る佐藤社長。 社名の「アーダブレーン」は父親が名付けたもので、情熱+脳を意味する。第2の脳と謂われる肌と脳の関係を情熱的に研究することで、心身の健康をサポートする化粧品を生み出し、世の中の役に立ちたいとの思いが込められている。 だから同社の化粧品は香料や石油系の界面活性剤、パラベンなどを一切配合しない積極的無添加化粧品。その姿勢が評価されて、生協が推奨して販売するロングセラー商品となっている。素材メーカー「伯東」との共同開発「TAEKO」ブランド美容液も このほど同社では、素材メーカー「伯東」との共同で、石鹸で落とせる肌に優しい美容液ファンデーション「TAEKO」を開発。これは、20年以上の親交があり、化粧品の処方開発者である伯東の西山多江子さんと、瑞々しい潤いを持つ「アルカリゲネス産生多糖体」の発明者、伯東の野畑博士と佐藤社長との3者で、意気投合した末に生まれたクレンジングの要らないファンデーション。同社楽天ページで購入できる。 出会いを大切にしてきた佐藤社長は、フィリピンのココナッツオイル由来の石鹸や、佐野市の藍染なども巻き込み、伯東や大学などの協力も得て「つめから」の輪を広げている。【会社データ】本社=東京都清瀬市中里3-1118-1☎=042-495-8521
設立=1986年4月事業内容=無添加化粧品製造・販売、「つめから」事業http://www.ardorbrain.co.jp
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