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毎日新聞出版『サンデー毎日』で連載中の「会社の流儀」がWeb版で登場。中堅・中小企業の隠れた素顔や取り組みを紹介します。

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もちひこ(シリーズNo.1550)

地域・社会からいつまでも必要とされる企業に
テントハウスで未来を切り開く


望月 伸保 社長

 人材不足に悩む企業が増える中、静岡県静岡市において社会貢献、CSRの取り組みが地域で浸透し、社員や取引先はもちろん、求職者からも熱い視線を集める企業がある。テントハウスの設計・製造・販売を行う株式会社もちひこだ。社員数およそ50名の同社は、本年度5名もの新卒社員を迎え入れる。高い技術とキャリアを誇るベテラン職人たちと、若い力を合わせ、地域での抜群の知名度と実績で首都圏や中京圏への進出も加速している。
「地域・社会で必要とされる会社でありたい、創業時よりその気持ちは変わりません」
 と強い想いを語るのは望月伸保社長だ。
 静岡から全国での活躍を夢見る若者を応援するため自社のテレビCMで起用したり、熊本大震災をはじめ、被災地には即座に駆け付け、テントでの支援活動を行ったりと事例は多岐にわたる。障がい者雇用にも取り組むなど、いずれも理想論で終わらせることなく、地域や社会にとって必要なことはすぐに実行に移すのが望月社長の流儀だ。


 同社はテントハウスメーカーとして1987年10月に創業し、昨年30周年を迎えた。創業当初は産業用テントが中心で工場向けの製品置き場や物流会社のトラックヤードなどを専門としていたが、高い技術力に加え、スピーディーな対応や低廉なコストが評価され、現在では幅広い産業分野で同社のテントハウスが採用されている。

「もちひこプライド」で
幅広い産業に次々と進出

 テントハウスは、変化著しい現代社会において「移動できる」そして「壊せる」という利便性と、約10年の耐久性があるということで、大規模建設と比較してその高いコストパフォーマンスから需要は拡大の一途だ。建設分野である鉄骨の加工事業とともにテントの繊細な縫製技術が必要で、両方の技術を兼ね備えることは容易ではなく、テントハウスを専門に技術力を磨いてきた同社への期待値は大きくなるばかりだ。
 同社が新たな分野として進出しているのが、2020年に向けてさらなる需要が見込まれるスポーツ施設だ。この他、商業施設やグランピング用テントで宿泊分野にも進出している。こちらは、先の熊本大震災時に読売グループと共同で支援活動を行った際に、その丈夫さと快適性からキャンプ場で使いたいという要望があり実現に至った。
 このように幅広い産業で活躍のフィールドを広げる同社だが、望月社長は「分をわきまえる」と度々口にする。自分自身を常に戒めながら、社員のそして取引先の未来のためにゆるぎない「安定」を目指す謙虚な姿勢に、同社を応援する支援者は後を絶たない。
 今後は自社製品の開発にも意気込む。「テントで未来を切り開く」という信念と、決して過信せず「人のために役に立つ企業」であり続けることで同社は地に根を張り、幅広い成長の年輪を刻んでいく。

【会社データ】
本社=静岡県静岡市清水区由比町屋原340
☎=054―375―3161
資本金=2200万円

売上高=17億円
事業内容=テントハウスの設計・製造・販売
http://www.mochihiko.co.jp

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