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会社の流儀BLOG

毎日新聞出版『サンデー毎日』で連載中の「会社の流儀」がWeb版で登場。中堅・中小企業の隠れた素顔や取り組みを紹介します。

トータル環境(シリーズNo.1424)

大規模施設の解体工事に最高の提案を
ギネスも認めた負圧密閉型仮設テント


川添 栄一 社長

 建物だけでなく、常識をも解体する男がいる。より安全で環境に配慮した解体工事「A-oneシステム」を提案し、大手ゼネコンなどのクライアントと現場に付加価値をもたらす株式会社トータル環境川添栄一社長だ。
「協力を得ようとしたテント業者からも『できるわけがない』と断られましたが、やってみたらできた。私は良い事があっても、悪い事があっても『今が最高』と思い、常に前へ進みます」
 と話す川添社長は6年前の3月11日、あの巨大地震が起こる直前まで煙突の上に登っていた。危機一髪の体験から「死んだつもりでやろう」と決意し、遂に一昨年、ギネス記録を作った。

 世界記録に認定されたのは、杉並清掃工場の建替工事で現場を全覆いした負圧密閉型仮設テント。80.9㍍の間口から広がる40万立方㍍超のテント内には、なんとサッカー場が丸ごと入る。
 この全覆い仮設テントを用いる工法が、「A-oneシステム」の中核を成す密閉型工事システム「カテドラル工法®」である。外部環境を遮断した密閉空間を創り上げることで粉塵や騒音の流出を防止。天候・時間帯に左右されずに工事を進められるだけでなく、革新的な工法に携わることで作業員のモラルやモチベーションも向上し、近隣住民の安心にも繋がるのだ。
「工事が止まる最大の要因は近隣からの苦情。作業時間が大幅に短縮し、苦情も無くなれば、現場の絶対命題である工期を確実に守ることができます」(川添社長)
 実際、超高層構造物や焼却炉・煙突など、いわゆる「迷惑施設」の解体工事の課題を全て解決できる「カテドラル工法®」は、大都市圏で実績を増やしている。

工期短縮の切り札登場!
研究発表で社会貢献も

 京前は地元佐賀県で14年間解体工事の現場に従事していた川添社長。「考えることが好き」と語る性分が先見力を磨き上げ、同業他社との競争を避けるために特化したのが特許戦略である。社名も商標登録し、既に10個以上の特許を持つ。
 そして、新たに“工期短縮の切り札”として登場したのが、最大間口が85㍍に達する新型レンタル全覆いテント「ATMOS」。地下の掘削工事も天候を気にせずに進行でき、無柱の大空間で建機を365日フル稼働させれば、テント内に居ながら都市開発が行える。
「自ら大型の機械を持つのではなく、最高の機械を使って最高の仕事ができるようにマネージメントすることが私たちの役割です」
 と話す川添社長は国内のみならず、シンガポールなど先進各国での需要にも着目しており、建物を“壊す”より、むしろ“造る”ところに活躍の場があると考える。「一般社団法人全国都市粉じん防止協会」も創設し、情報発信と研究発表による社会貢献にも積極的だ。
 オリンピックを前に、仮設テントを広告媒体に使うアイデアも構想。「日本一の会社には日本一の仕事が来る」と断言する九州男児は、さらに世界を驚かせる。

【会社データ】
本社=東京都文京区本郷3-3-11 IPB御茶ノ水ビル2F
☎=03-3830-0841
設立=2004年2月
資本金=3000万円
売上高=15億9800万円
事業内容=監理・計画・施工、土壌浄化工事、解体工事
http://www.totalkankyo.com

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