教育・ビジネスの“リアル”を学ぶ!少人数×現場主義で即戦力を育てる小規模大学
加藤 彰 学長 2001年、学校法人共栄学園を母体として埼玉県春日部市に開学した共栄大学。教育理念「社会学力」「至誠の精神」「気品の模範」に則り、社会で即戦力として通用する人材の育成に注力している。入学後の満足度が高い理由は、地域に根ざす小規模大学ならではの面倒見の良さにある。「学生と教職員の距離が非常に近く、自由に議論を戦わせることのできる環境こそが当学の特長です」 と、加藤彰学長は話す。
2011年開設の教育学部は、学生約6人を専任教員1人が見守る「アドバイザー制度」を採用し、少人数教育を徹底。学生は1年次の入学後すぐから行う小学校実習で児童と接し、2年次からは毎週1日小学校に〝勤務〞して学校運営を体験するなど、独自のプログラムで教員に必要な現場力も養っている。「教育実習以前に現場を知ることで、教員になるために何が必要か客観視できるようになる。明確な目的意識が学生達に芽生えます」 教員採用試験対策も万全だ。一次試験突破を目指す「教職キャリア講座」と学内講座「教職アカデミー」で夢の実現をダブルサポート。現場を知り尽くした教員による教職相談や、元採用試験官による面接特訓講座など合格への強力なバックアップ体制を整えている。 こうした取り組みが奏功し、2016年度公立小学校正規教員採用試験で23名の学生が現役合格。幼稚園教諭も4名が合格した。 教育学部に先駆けて開学と同時に誕生した国際経営学部は、ビジネスキャリア・観光ビジネス・会計ファイナンス・スポーツマネジメントの4コースを設置。航空業界や警察官・消防官、公認会計士・税理士、海外での就職を目指す学生のための学内アカデミーも設け、専門学校と同等以上の内容を格安で提供し〝学内ダブルスクール〞を実現している。「エアラインアカデミーの学生は沖縄でCAの実習を含め航空業務のすべてを体験する。インターンシップやアルバイトでは味わえない仕事の厳しさを知り、社会との関わり方を学びます」 産学連携によるRB(リアルビジネス)教育も同学部の特色。一般公募したカップルの挙式・披露宴・新婚旅行を学生がプロデュースする「ワールドラン」や、Jリーグ・プロ野球球団などと産学連携でスポーツビジネスを学ぶ「スポラス」を実施している。 加藤学長は日本航空で40年近くキャリアを積んだ後に教育の道に進んだ異色の経歴を持つ。6年前から同学で教鞭を執り、ホスピタリティマネジメントなどの講義を担当してきた。「今後は地元・春日部に立脚したグローバルな大学を目指します。春日部の姉妹都市、オーストラリア・フレーザーコーストにキャンパスを置くサザンクイーンズランド大学を皮切りに、すでにアメリカ・カナダの大学との提携も進めています。国際交流拠点の役割を担うことで、地域活性化にも貢献したいですね」 【大学データ(問い合わせ先)】住所=埼玉県春日部市内牧4158☎=048―755―2932創立=2001年4月学生数=1220名学部=教育学部、国際経営学部http://www.kyoei.ac.jp
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