「人と人を結ぶ」コールセンター機能を安価で柔軟なクラウドサービスで提供 寺尾 憲二 社長
「スマホ」などコミュニケーションツールの進化で、各企業が運営するコールセンターでの受電件数が、2000年に比して約3割に減少しているという。この数字は逆に、わざわざ電話してくる人は強い意志を持って行動に移していることを意味し、各企業にとってはその受電を必ず然るべき部署に繋ぎ、スピーディに対応することで顧客満足度向上を図るチャンスの増大ともいえる。 そんな中、①初期費用30万円・1席当たり1万円という安価で②受電端末を選ばない柔軟な構成の③詳細なカスタマイズ対応も無料で行うクラウド型CTIサービス「CT─e1/SaaS」を提供して好評を得ているのが、1997年創業の株式会社コムデザイン(寺尾憲二社長)だ。
鈴鹿工業高等専門学校卒業後NTT(旧電電公社)に入社。15年間勤務の後、当時勃興期にあったインターネットと電話を融合し、「人と人を結ぶ」より良いコミュニケーションの形をデザイン出来ないかと一念発起、同社を創業した寺尾社長。当初から自社開発のCTIシステムを手掛けて実績を積み、紆余曲折はあったが2008年からクラウド型でのCTIインフラ提供に着手。11年3・11の震災以来、「いつでも、どこでも、誰でも」受電できるBCP(事業継続計画)、DR(災害復旧)の観点からの有利さも評価されて、年率25~30%の伸び率を継続。現在では、最小2席のベンチャー企業から、誰もが知る大手企業まで300社・8500席の導入実績を誇る。 全CTIの内、クラウド型の比率が現状の15%から数年後には50~60%になると予測される中、大手企業のコンペで勝率ほぼ100%の「CT─e1/SaaS」がデファクトスタンダードの地位を獲得する日も近付いているといえよう。「IoT」と「人」を電話で繋ぐ新しいサービス提供も視野 受電端末として既存のビジネスフォンや公衆回線、スマホを含む携帯電話も利用できる柔軟な構成が可能で、細かなカスタマイズの要望に無料で機動的に対応できるのも、自社でCTIシステムを開発してきた20年来の経験の蓄積があるからこそ。同社がカスタマイズの要望を歓迎しているのも、それに着実に応えることで自社システムのさらなるブラッッシュアップが出来ると意図してのことだ。「IoTの時代が到来していますが、当社では、例えば独居老人のバイタルチェックの異常情報をクラウド網に上げ、そこから電話機能を使って近親者または救急施設に知らせるような、『IoT』と『人』を電話で繋ぐ新しいサービスの提供も視野に入れています」 と、寺尾社長は話す。 11月17・18日に池袋サンシャインシティ・文化会館で開催される「コールセンタージャパン2016in東京」では、同社が提供するサービスの全貌を見ることが出来る。要必見だ。
【会社データ】本社=東京都千代田区麹町2-3-3 FDC麹町ビル8F
☎=050―5808―5500
設立=2000年1月12日
資本金=76,200,800円
社員数=30名
事業内容=「CT-e1/SaaS」提供と受託開発http://www.comdesign.co.jp
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