友好的なM&Aで新たな仲間づくりを
金属加工のワンストップ体制を目指す
上野 翼 社長
2025年、経営者が70歳以上で後継者が未定の中小企業は約127万社にものぼり、その約半分が黒字であるにもかかわらず廃業を迫られる恐れがある(中小企業庁)――。
いわゆる「2025年問題」へのカウントダウンが始まる中、アルマイト表面処理の「総本山」と言われる理研アルマイト工業株式会社(上野翼社長)は、積極的かつ友好的なM&A戦略をスタート。魅力ある中小企業の人と技術を未来に継承しようとしている。
グループ化の付加価値
宇宙を舞台に共に成長
マスメディアでも話題を集めるロケットや人工衛星、宇宙ステーション、航空機などで重用される同社の表面処理技術。上野社長の「仲間づくり」は、さらに活躍の場を広げるためのビジョンでもある。
「宇宙や防衛への強みを生かして仕事の幅を広げ、グループ内で金属加工の全工程を担えるワンストップの体制を作りたい。そうすれば、お客様が工程や納期を別々の会社に確認する必要もなく、付加価値を増やすことができます」
と語る上野社長。株式上場と100年企業を目指すため、自社の社員も含めた仲間たちの活躍に期待を寄せる。
「一番大切なのは社員が会社に幸せを感じ、愛着があること。志高い仲間と共に成長し、共にハッピーになりたいですね」(上野社長)
【会社データ】
本社=神奈川県川崎市川崎区桜本2―44―1
☎=044―288―5530
設立=1952年10月
資本金=6000万円
従業員数=90名
事業内容=金属製品製造業
https://www.alumite.co.jp
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