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毎日新聞出版『サンデー毎日』で連載中の「会社の流儀」がWeb版で登場。中堅・中小企業の隠れた素顔や取り組みを紹介します。

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フリーズ食品開発 (シリーズNo.1740)

一流料理人の味をそのままクックフリーズで提供
液体凍結技術で「和食」を日本、そして世界へ



同社ロゴマーク


「冷凍食品は、中程度の味でも仕方がない」という消費者の間に根付いていたイメージを覆す革新的な冷凍・解凍技術が、新潟県柏崎市に本社・工場を構えるフリーズ食品開発株式会社のセントラルキッチンに息付いている。
 同社が提供しているのは、完全調理した美味しい料理を液体凍結技術で完全凍結し、現場調理や再調理することなく、最適な方法で解凍・加熱するだけで直前調理と同等の見栄え・味覚・風味・食感を再現する「クックフリーズ食品」だ。


 液体凍結とは、密封処理した食品をマイナス50℃の冷却液に浸して瞬間凍結する技術で、従来の空冷式凍結では解凍時に細胞破断が起き、本来の旨味成分がドリップで出てしまっていた課題を一挙に解決するもの。これまで凍結には不向きと言われていた豆腐料理や天ぷらなども美味しい冷凍食品として提供可能にした
 冷凍・解凍技術等ハードウェア開発の一方で、同社はソフトウェアとなるレシピ開発にも精力的に取り組む。料理に使う素材を厳選すると共に、通常食・脱塩(デソルト®)食・ソフト食・低アレルゲン食等の新メニューを日々研究・開発。提供先に食事制限があり、人手不足にも悩む高齢者福祉施設や企業・公的施設の給食現場、増加する調理困難家庭の需要にも応えている
 中でも脱塩(デソルト®)食とは、醤油・味噌など和食料理に欠かせない調味料からナトリウム・カリウムなどの塩分のみを取り除き、本来の旨味を最大限に残した上で、「塩分摂取量1日6㌘以下」という目標をクリアした同社独自開発の調理法。従来の味気のない減塩料理より塩分量が少ないにも関わらず、旨味・風味など味はしっかり付いているという、塩分摂取制限者には大変有難いメニューだ。
 一般的な冷凍食品メーカーはОEМや委託生産が多い中、同社は自社のセントラルキッチンで原材料の検証から調理工程まで徹底した管理を行い、フレキシブル且つスピーディーに多品種・少量のクックフリーズ食品の提供を実践している。

食品流通の世界を
革新的発想で変える


 2016年3月に同社を創業した山本浩司社長は、富士ゼロックス創業時のメンバーで後に社長・会長を務めた山本章夫氏の長男。その血を受け継いだ山本社長は、20歳でIT企業を起業し、7年で売上高50億円の会社に育て上げ、あっさり転身。美容・健康食品関係など数社を起業した後、世界文化遺産の「和食」を日本及び世界に届けようと本腰で創業したのが同社だ。
 IT企業で培った要件定義の発想を旧態依然の食品業界に取り入れ、マーケティングと食材調達を目的に㈱結城ショッピングセンター、㈱保土田のスーかパー2社を傘下に置くなど食品流通業界に新風を吹き込む。
「オリンピックイヤーの今年は、世界のフードショーに積極出展し、『美味しい和食』を世界に広めたい」
 と山本社長は語る。


【会社データ】
本社=新潟県柏崎市大字安田4112-1
℡=025-741-5984
設立=2016年3月
資本金=1000万円
事業内容=冷凍食材・凍結機材・解凍機材の開発・製造・販売、セントラルキッチンコンサルティング等
http://www.freezefoods.jp

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