マジックオプトロン®「門番」の防虫効果が好評ブリリアント企業として採用に意欲
稲生 豊人 社長
虫の侵入を抑制するシートシャッター「マジックオプトロン『門番』」が、全国の食品工場、医薬品工場等の防虫対策として好評だ。屋外面の「グリーン」で虫の誘引を阻止し、屋内面の「イエロー」で侵入してしまった虫を出入り口に誘い出すダブル効果で、虫の侵入を抑制する。 食品衛生が叫ばれ始めた約30年前、1925年創業の大成セルロイドの流れを汲む大成化工と、ペストコントロールの雄・イカリ消毒、島根県の優良企業・小 松電機産業の3社の共同開発で生まれたロングラン商品、虫の侵入を80%以上阻止する「オプトロン防虫システム」シリーズの集大成が、この「マジックオプ トロン『門番』」だ。
虫が感知する色に着目してオプトロン色を開発した大成化工は、2004年1月その樹脂事業部門を分社化、緻密なマーケティングを基に商品開発を展開するために設立されたのが、大成ファインケミカル株式会社(稲生豊人社長)だ。 稲生社長は、1983年日本大学工学部卒業後大成化工に入社。当初から「市場に受け入れられる商品を作れ」との先代社長の指示のもと、オプトロンシリーズ の開発・販売に携わってきた経歴を持つ。同社設立2年後の2006年代表に就任した稲生社長は、以来リスクマネジメントと緻密なマーケティングに基づいた オープン経営を実践。12年3月には、その経営手法が評価されて東京都より、中小企業BCP(事業継続計画)策定支援事業の最優秀賞を受賞している。 経営理念に掲げているのは「ブリリアンス」。全社員の意気が「輝き」、それぞれの「ひらめき」が新たな技術、「きらめく」製品を生み出し、全ステークホルダーと共に「輝き続ける」という思いを込めた理念だ。 稲生社長は話す。「『ブリリアンス』を目指すためには、『個と連の成長』が大事だと思います。個が成長すれば連携を求めるようになる。その連携が増幅すれば組織は一つの目標に向けて大きな力を発揮するようになる。そんな組織になっていきたい」 今やその思いは開発・営業部門に止まらず、総務・経理部門にも浸透。間接部門からも改善提案が続出し、全社員が利益創出に関わり、有機的に機能する活気に満ち溢れている。 化学の世界は原料の微妙な調整・配合で、新しいイノベーションのベースを生み出す分野。同社ではその世界に挑戦する意欲ある人材を歓迎している。【会社データ(問い合わせ先)】営業所・研究所=東京都葛飾区西新小岩3―5―1E-mail:info@taisei-fc.co.jp設立=2004年1月資本金=4000万円従業員数=80名事業内容=アクリル樹脂、環境・景観商品等の企画・開発・製造・販売http://www.taisei-fc.co.jp
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