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毎日新聞出版『サンデー毎日』で連載中の「会社の流儀」がWeb版で登場。中堅・中小企業の隠れた素顔や取り組みを紹介します。

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メトロ電気工業

働き方改革で「ファミリー・フレンドリー企業賞」受賞
「人生の幸福にはプライベートの充実も大事」


川合 誠治 社長


 去る2月18日開催の「あいち働き方改革推進サミット」で、従業員のワーク・ライフ・バランスに積極的に取り組む企業として、1913年創業のメトロ電気工業株式会社(川合誠治社長)「ファミリー・フレンドリー企業賞」(中小企業の部)を受賞した。
 川合社長自らが旗を振り、「アフターファイブを家庭でのコミュニケーション・自己啓発・趣味・健康増進などに活用する」という方針の元、2時間単位での年次有給休暇取得制度や、小学6年生の年度末までの育児短時間勤務制度の延長など、有効な施策の導入で、従業員のワーク・ライフ・バランスを確保したことが評価されたものだ。


 その他にも、10万円~30万円の出産祝金や入学等祝金の支給、定年後に役立つ趣味を持つための自己啓発支援制度、交通安全のためのマイカーへのドライブレコーダー設置費用一律5万円の支給など、従業員の人生を豊かにするユニークな制度は枚挙に暇がない。
 工業高校卒業後18歳で入社し勤続54年。2000年5月に社長に就任し、やがて20年を迎える川合社長は、これらの施策に込めた思いを話す。
「高度成長期から低成長期、バブルの沸騰と崩壊、そして失われた20年をこの会社と共に経験してきましたが、人生としての幸福を考えた時、会社51㌫・家庭49㌫の比重が丁度良い。だから従業員にも仕事だけでなくプライベートも大事にすることを推奨しています。そのための基盤となる会社は、一時的な大儲けを狙うのではなく、着実に適正な利潤を上げ続けていく盤石な体制作りを心掛けています」

「オレンジヒート®」で
ガス燃焼加熱から電熱加熱へ


 今年5月で創業満107年を迎える同社は、白熱電球「メトロランプ」から電気こたつ用ヒーターユニットまで、光源と熱源の専門メーカーとして歴史を刻んできたが、2005年からは新たな熱源としてカーボンヒーターの開発に着手。現在では、温度制御が容易で短時間で最高2000℃まで達する「オレンジヒート®」の名称で、ガス燃焼加熱に代わる熱源として様々な産業用途に導入が進んでいる。
 食品焼成から水性塗料の乾燥工程、金型加熱からCFRPの予備加熱まで活躍の舞台を広げる「オレンジヒート®」が今後の同社の屋台骨を支え続けていくことだろう。


【会社データ】
本社=愛知県安城市横山町寺田11-1
℡=0566-75-8811
創業=1913年5月
資本金=6000万円
社員数=85名
事業内容=各種加熱器・ヒーター管開発・製造・販売等
http://www.metro-co.com

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