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毎日新聞出版『サンデー毎日』で連載中の「会社の流儀」がWeb版で登場。中堅・中小企業の隠れた素顔や取り組みを紹介します。

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岩手ダイハツ販売(シリーズNo.1748)

従業員満足度の向上が顧客満足のレベルを上げる
地域貢献で「らしさ」を追求する自動車販売会社



中田 利光 社長
 
 岩手県で展開する唯一のダイハツ正規ディーラーとして、岩手ダイハツ販売株式会社はこの3月に設立55周年を迎えた。
「ダイハツのブランド力をベースに、地域に特化した岩手ダイハツならではの『らしさ』を発揮した『岩手ダイハツブランド』を育むことに注力しています」
と話すのは、中田利光社長だ。多くの企業がCS(顧客満足)に着目して久しい中で、中田社長はES(従業員満足)に強くこだわる。社員の満足度が高くなければ、顧客の満足など創り得ないという考え方だ。


「不平不満で溢れる劣悪な環境で仕事をしていては、心から『いらっしゃいませ』と言えない。私たちは『本当の笑顔』でお客様や取引様をお迎えしたい
 と話す中田社長は、就任後、同社の企業理念をガラリと変え、次に挙げる4点に集約した。
〝お客様に信頼され支持される会社になる〟〝お取引先様から「おつきあいして良かった」と感謝される会社になる〟〝地域に貢献する〟、そして〝従業員一人ひとりが「仲間とともにここで働いてよかった」と思える会社になる〟こと。
最後に挙げた項目は私にとって究極のテーマです。従業員とそのご家族の皆様も含め、高い目標であればあるほど一緒になって乗り越えられる、そして地域に貢献できる社員が揃っている会社でありたいですね」 
と中田社長は語る。

年功序列の排除
女性管理職が活躍


〝できる〟若手社員にチャンスを与えるべく年功序列的な評価制度を排除し、顧客満足への取組に重点を置く同社。中田社長は就任後、5名の女性管理職を抜擢し、今年度には同社初の次長職を輩出した。それまでの同社は完全に男社会で、女性管理職は何十年もいない状況だったという。
1日24時間、子育てや親御さんの介護をしながら仕事をされている女性のマネジメント能力には学ぶところは多く、実際に仕事も優秀です。こういった人材を将来の幹部へと職位を上げて活躍してもらいたい」
 これからの少子高齢化社会、特に深刻な地域である岩手県において将来のリーダーとなる女性管理職を輩出することの意義を中田社長は唱える。
「社会がそういった方向に動かなければ、特に地方は崩壊するのではないか。これは経営者でなくてはできない私の使命で、将来の後継者へも伝承をしなくてはならないと思っています」
目まぐるしいスピードで動いている自動車業界で、同社はクールな思考で緻密な計画を立て、思いやりと利他の精神で対応することを指針に掲げる。
「『こうしたらお客様にきっと喜んでいただけるかもしれない』と、まず自分たちがワクワクしながら取り組んでまいります」
と中田社長は語る。


【会社データ】
本社=岩手県紫波郡矢巾町大字広宮沢第7地割334
☎=019-698-3370
設立=1966年3月
資本金=3000万円
従業員数=254名
売上高=132億3800万円
事業内容=自動車の販売、メンテナンス、部品販売、JAF取扱い、損保、各種保険代理店
https://iwate.dd.daihatsu.co.jp

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