社会の安心安全を支える大黒柱「プレスコラム」
誠実な人の力で成長する三井物産グループ企業
得田 儀生 社長
人の三井――。その看板に偽りなく、誠実な「人」が実力を発揮して成長を続けているのが、三井物産スチール㈱の子会社として建築鉄骨の柱材「プレスコラム」を製造・販売する株式会社セイケイだ。
「国土交通大臣の認定が必要な『プレスコラム』は、自動車で例えるなら重要保安部品。大型のビルや倉庫、工場などの安心安全を支える〝大黒柱〟です」
と話す得田儀生社長は東京大学を卒業し、1981年に三井物産に入社。海外貿易業務の最前線で鉄鋼製品に係わり続ける傍ら、三井物産理事として中東三井物産㈱社長も歴任した。
次の成長戦略へ
人材育成を強化
「大企業が株主であるため、経験豊かな人材が派遣されてくることは強みですが、彼らは何年かごとにいなくなってしまう。さらに社員の教育を強化し、30年後を担う人材を育てていかなければなりません」
と話す得田社長は、特に管理職の教育に力を入れると共に、営業部門ではリブ・コンサルティング社と共に中期経営計画を策定中。社員教育を通じて「収益マインドを持つこと」の重要性を説き、実際に収益構造も大幅に改善している。
「今日の延長が明日ではない。会社として成長戦略を描くためには何をすればよいか――。『会社がやるべきこと』『自分がやりたいこと』『会社ができること』が上手に昇華して発展的に統一できる状態が理想的です」(得田社長)
今後は、BIM(ビルディング・インフオメーション・モデリング)への対応なども重要だと考えている得田社長。「製造部門からも様々な意見が出るようになった」と、社員たちのマインドの変化に目を細める。
【会社データ】
本社=栃木県佐野市栄町3―2 佐野工業団地
☎=0283―22―4425
設立=1984年7月
資本金=3500万円
社員数=88名
売上高=112億5700万円
事業内容=建築構造用冷間プレス成形角形鋼管「プレスコラム」の製造・販売
http://www.seikeicolumn.co.jp
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