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毎日新聞出版『サンデー毎日』で連載中の「会社の流儀」がWeb版で登場。中堅・中小企業の隠れた素顔や取り組みを紹介します。

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ワイビーテクノ(シリーズNo.1752)

大手ゼネコンが信頼を寄せる様々な工法を開発
工期短縮・低コストを実現する鉄筋加工会社



山代 義則 会長

 コンクリート建造物の「骨組」として、地震国・日本では特に重要な役割を担う鉄筋。竣工時には私たちの目に見えない部材だからこそ、品質には確かな信頼性が求められる。
 茨城県鉾田市に本社工場を置く株式会社ワイビーテクノは、鉄筋工事の工期短縮、省力化に繋がる製品の開発製造の分野で着実な実績を上げ、今年9月に創立から27年目を迎える。
 同社の開発による「二線メッシュ工法」をはじめとした数種の製品に対し、日本建築センターの評定を取得。大手ゼネコンをクライアントとする同社の鉄筋工法は、関東エリアでは誰もが知る数多のランドマークを「骨組」から支えている。


製品の品質管理はもちろん、納期をしっかりと守ること。良い製品をタイムリーに届けることが私たちの第一のモットーです」
 と話す山代義則会長は、年々建物が高層化・大型化している中、大手ゼネコンからの多様な要望に応え、信頼関係を培ってきた。
「経営者として大切にしてきたことは、有言実行を貫くこと。人を尊重し、曲がったことをしないこと」
 という山代会長の考え方は、同社がこれまで築いた実績に色濃く反映している。
 前職では㈱IHIで造船や宇宙開発分野の技術者として従事した経歴を持つ山代会長は、49歳で諏訪熔工㈱内の鉄筋加工製造部門を担うべく同社を設立。この機会に山代社長はモノづくりの精神を遺憾なく発揮し、4年後には土地や建物、商権などすべてを譲り受け、早々に独立体制を整えた。

「嘘をつかない」
モノづくりの精神


 敷地約8500坪と関東エリアでは業界有数の生産規模を有する本社工場では、独自のシステムによる最新鋭の半自動溶接機を完備し、設計・開発を担う営業拠点を東京都墨田区に置く同社。開設当時は社員15人ほどだったが、茨城、栃木、千葉の営業所も含め現在は合計で80人の従業員が活躍する。
「高齢化による人材不足や働き方改革を視野に、効率化と更なる低コストを実現するため、IoTの導入など工場の近代化を積極的に進めています」(山代会長)
 同社は私募債の発行を原資に、これまで地元の学校に対し延べ100万円を寄付してきた。地元の人材雇用もまた、地域貢献の一つと考える一方で、外国人技能実習生を積極的に採用する同社には現在、12人のベトナム人が在籍する。
「彼らは真面目で教わるべき点も多い。優秀な技術者を育成しながら、将来的には今の倍程度の技能実習生を受け入れたい」(山代会長)
 同社では従業員の紹介によって入社するケースが多いという。働きやすい環境があるということだろう。
「今後も『健全な経営を行う会社』として事業と人材の更なる充実を図り、将来の株式上場を目指します。更なる成長を目指して規模を大きくするため、次世代に向けた地盤づくりをしっかりと固めます」
 と山代会長は語る。


【会社データ】
本社=茨城県鉾田市大和田1410
☎=0291-36-5615
設立=1994年9月
資本金=4000万円
従業員数=80名
売上高=17億9300万円
事業内容=鉄筋金網、せん断補強筋の製造・販売、土木建築用製品の販売・施工
http://yb-techno.jp

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