神奈川県下4位の解体工事会社が地盤調査・地盤改良工事にも進出 安西 伸司 社長
先の大震災で地盤の液状化が問題になって以降、全国各地でセメントやコンクリート杭、鋼管杭などを使った地盤改良工事が行われている。しかし、実はこれらの工法には将来に禍根を残す危惧があることが指摘されている。 セメントによる地盤改良では、地質との関係によって5㌫の確率で「六価クロム」が発生する恐れがあり、コンクリート杭、鋼管杭の場合でも、将来更地にして売却する場合には、それらの埋設物を撤去する必要があり、土地の評価額が低下する影響が出るというのだ。 そんな中、2009年4月の設立以来9年目にして解体工事では神奈川県下4位の実績を持つまでに成長した横浜総合建設株式会社(安西伸司社長)は、愛媛県のハイスピードコーポレーション社が開発した「HySPEED工法」の代理店として、地盤調査・地盤改良工事に進出している。
「HySPEED工法」とは、硬化剤を一切使用せず、地盤に掘った孔に天然砕石を詰め込み強靭な石柱を形成する、天然素材のみを使った人と環境に優しい軟弱地盤の改良工法。天然砕石しか使わないので、将来撤去の必要がなく、環境汚染の心配がないほか、同等の家の重さなら何代も繰り返し利用でき、土地の資産評価にも影響を与えない。「以前から地盤改良工事を手掛けたいと考えていましたが、自信を持ってお薦めできる『HySPEED工法』に出会ったことで、解体工事から地盤調査・地盤改良工事への一貫した流れが整いました。今後は、『HySPEED工法』の優位性のPRに努め、地盤改良工事を当社の第2の柱に育てていきたい」 と、安西伸司社長は意気込みを語っている。不動産業界経験者が運営する解体工事会社 解体工事の発注者は不動産業者である場合が多いが、不動産業界勤務経験者が多数在籍する同社は、「施主様の立場で考えた解体工事」の精神を徹底し、解体後を視野に入れた「造ることを考えた解体工事」を提供。今回の地盤改良工事への進出もその考え方の一環だ。 単なる「工事」ではなく、「サービス」という考え方の下、工事前には近隣住民への挨拶と工事の説明を徹底し、騒音・振動を極力抑えた丁寧な仕事を心掛けることで、近隣住民からの評判も良好だ。 社員のデザインで誕生した、ユンボを蟹の鋏になぞらえたキャラクター「壊志郎」は、すべて自社保有の重機・車両のボディーにあしらわれ、どちらかと言えば荒っぽい印象のある解体工事業界にあって、「顔の見える解体工事会社」として親しまれ、同社のイメージアップと知名度向上に貢献している。 営業社員一人ひとりに社用車として新車の「プリウス」を提供する同社は、その機動力で年間1000件を超える解体工事受注を獲得。地盤改良工事も併せて社会貢献を果たす。【会社データ】本社=神奈川県横浜市戸塚区品濃町845-3☎=045-383-9240設立=2009年4月資本金=700万円売上高=20億円従業員数=40名事業内容=解体・地盤調査・地盤改良・リフォーム・外壁塗装等総合工事http://www.ysk-a.com
[2回]
PR
http://ryugi.blog.shinobi.jp/%E5%BB%BA%E8%A8%AD%E3%83%BB%E5%BB%BA%E7%AF%89%E3%83%BB%E5%9C%9F%E6%9C%A8%E3%83%BB%E8%A8%AD%E5%82%99%E3%83%BB%E7%AE%A1%E7%90%86/%E6%A8%AA%E6%B5%9C%E7%B7%8F%E5%90%88%E5%BB%BA%E8%A8%AD横浜総合建設(シリーズNo.1432)