成田発・安心を届ける独立系総合物流会社最高品質の〝おもてなし〞で差別化を図る 竹蓋 雅幸 社長
年間200万㌧以上の航空貨物を取り扱う成田国際空港。日本における国際貿易の拠点として、世界に冠たる〝メード・イン・ジャパン〞の数々が大空へと飛び立っていく。「飛行機で運ぶ貨物は半導体などの電子部品をはじめ、軽量で高付加価値の機械・機器や厳しい温度帯の管理を求められる高額製品が中心。リーマン・ショックで数年間売上が減少し続けた時も高額で高品質・高付加価値な製品、日本の精巧な技術力が詰まった製品だけは影響を受けませんでした」 と話す朝日森運輸株式会社の竹蓋雅幸社長は30年前に脱サラし、荷役作業や工場構内の請負業務から事業を開始。京浜・京葉工業地区や鹿島工業地域で実績を積み上げながら運送物流業へと事業を広げ、1992年、或る日参拝した稲荷神社を由来とする現社名にてスタートした。
同年から成田地区に進出し、航空貨物関連業務を軸に総合物流サービスを提供している同社。東証一部上場企業の関連会社が9割以上を占めるクライアントからの信頼を確かなものにしている要因は、徹底したコンプライアンス遵守と万全のセキュリティーである。 港湾運送業や倉庫業、税関関連など10以上の許認可を持つ同社は国内を見渡しても極めて稀な存在。10年間以上無事故を続け、保険会社から優良最高割引適合会社として認められている。「高級ホテルと同じように貨物というお客様が気持ち良く滞在し、フライトを楽しんで頂くために〝おもてなし〞するのは当たり前です。お預かりした貨物の品質を保ち、従業員が健康に働ける環境と美化で差別化を図っています」(竹蓋社長) 2015年5月から移転した成田東部物流センターは、従来の物流倉庫のイメージを覆すほど隅々まで整理整頓が行き届き、清潔そのもの。守衛所や55台の監視カメラが設置されており、衛生・防犯に優れた構造物としてTAPA(保管・物流マネジメント認証)同等の設備を備えている。 また、外気との温度差を抑えながら作業を行うことができる大型の冷凍冷蔵庫をも備えており、16年3月には危険物倉庫の操業を開始する予定だ。大型物流センター目指す社員の成長で暖簾分けも 近年、事業領域の拡大とともに堅調な増収を続けている同社。常に「10年後を考える」と言う竹蓋社長が次のステップとして掲げる、「成田―羽田を繋げる超大型物流センター構想」を実現させるため、力を入れているのが社員教育だ。「社員には自分のテリトリーだけでなく、その少し手前と先の業務を見聞して視野を広げてもらいたい。物流は信用が全てのサービス業。品質と安全に対する志を持って製品を扱い、当たり前のことを当たり前に出来る人材を育てたいですね」 と、意欲を語る竹蓋社長は現在十数カ所の事業所を分社化し、独立志望の社員に暖簾分けする計画も描いている。【会社データ】本社=千葉県成田市多良貝245―113☎=0476―73―5122設立=1992年7月資本金=1500万円従業員数=260名売上高=42億円(連結)事業内容=総合物流サービスhttp://www.asahimori.co.jp
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