北海道・東北のエネルギー供給を支えるシナネングループの快適生活創造企業
飯濱 照夫 社長 1927年に創業し、古くは煉炭や豆炭など固形燃料の製造販売を主業務としてきたシナネングループ。戦後、エネルギー需要の変化に対応しながら成長を続け、83年に東証1部に上場。日本を代表する総合エネルギー企業の1社となった。 今年10月1日より持株会社制に移行し、シナネンホールディングス株式会社が誕生。それに先駆け、4月にグループのエネルギー卸売部門と小売部門を再編し、関東エリアを担うミライフ㈱、西日本エリアを担うミライフ西日本㈱、そして北海道・東北エリアを担うミライフ東日本株式会社(宮城県仙台市、飯濱照夫社長)が新たに産声を上げた。
「グループの体制が整い、〝箱〞は完成しました。現在は箱に〝魂〞を注入している段階です」(飯濱社長) 北海道・東北に約50カ所の拠点を有する同社。「お客様が原点」を基本理念に掲げ、「ひまわりガス」「ひまわり灯油」のブランドで展開するLPガス・石油の販売をはじめ、太陽光発電システムの販売やSS(サービスステーション)の直営、住宅設備機器の販売、リフォーム、水の宅配など様々な提案を通じて顧客の快適生活をサポートしている。 徹底するのは顧客目線の営業スタイル。各地の販売代理店・販売店に向けた卸売りであっても、最終的にエネルギーを利用する一般消費者を見据えた提案を心掛けている。また、女性の雇用にも注力。「ふれあいレディ」という女性スタッフが各家庭を回り、主婦層など女性が抱える悩みにしっかり耳を傾けている。 飯濱社長は福島・会津出身。大学卒業後シナネンに入社し、関東各県で営業として活躍した。やがて北海道で支店長を5年務めた後、本社に戻り営業本部副部長兼物流部長に着任。今年4月に同社の社長に就任した。「故郷東北と第二の故郷である北海道のお客様の期待に、全力で応えていきたい」 と語る飯濱社長がビジネス人として貫くのが「考動」の姿勢。困難に直面した時は、悩んで立ち止まるのでなく考えながら動くことが重要だと説く。また、現場を最重要視し、各拠点を行脚。現場の声を吸い上げ、経営に反映させている。 来年は電力の小売自由化、再来年は都市ガス小売自由化を控え、100年に1度の大転換期を迎えるエネルギー業界。それに備え、シナネングループはホールディングス化による体制強化の布石を打ち、PPS(特定規模電気事業者)の資格も取得した。グループの一員として、同社も売電事業参入を視野に入れている。「石油・ガスなど化石燃料は日本において欠かせないエネルギーですが、それにとらわれず消費者が望むエネルギーを供給していきたい。お客様に選ばれる企業づくりに努め、エネルギーと住まいと暮らしの総合サービス企業を目指します」 と意気込む飯濱社長。被災地・東北の災害対策や社会貢献活動にも積極的に取り組んでいく考えだ。【会社データ(問い合わせ先)】本社=宮城県仙台市宮城野区扇町4―7―30☎=022―239―5712設立=1986年5月資本金=2億円従業員数=400名事業内容=エネルギー卸売・小売及び周辺事業http://www.melife-east.co.jp
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