「生産者と消費者の橋渡し」を目指して15周年“本物”を追求するエコロジー生活用雑貨問屋 富士村 夏樹 社長 生活日用品雑貨の販売会社として今年で創業15周年を迎えた有限会社生活アートクラブは、「安心して使える日常生活用品に溢れる市場と、それを常識として求める消費者、医療医薬に頼らない体づくりを実践すると共に、棲みやすい地球環境が訪れること」を目標に、「全人類に対して責任がある」という富士村夏樹社長の熱い想いから創業。現在、自然食宅配会社や生協など、約40社にエコロジー雑貨を販売している。
環境への意識をもった企業からの引き合いも多い。 「企業側のサービスという位置づけの販促品であっても、消費者はその価値を求める時代になってきています。つまり不要なものはゴミにしかならず、反って企業イメージを下げる事になるのです」(富士村社長) 同社で運営するエコデパート「エコデパジャパンecodepa.jp」で取り扱う製品は一般市場ではなかなかお目にかかれない、こだわりの製品群が揃う。オーガニックコットンや和紙、竹の繊維、衣料品をはじめ、選りすぐりのエコ製品は約3000アイテムにものぼり、それらは原材料の段階から①水を汚さない②Co²を出さない③産地等出処が明確④有害化学物質を使わない⑤国産品に特化⑥フェアトレードされている、という6つの基準から社内会議で厳選。時には産地証明も付けて消費者に生産者の顔を紹介し、一方では生産者にも消費者の声と反響を届ける。 また、自社制作の通販誌面は単に販売目的ではなく、生産者の熱き魂、製品開発のストーリー、さらには「どんな社会にしていきたいのか」といったメッセージ性が盛り込まれている。 未来に向けた持続可能な社会と実効性を有する企業として、社会貢献への意気込みと、大手企業での就業経験を持つ一流デザイナー5名が社内に常駐。デザイン性を重視したナチュラルでエコな暮らしを提案する。 2010年度の「木づかい運動」では農林水産大臣から感謝状を授与され、その後、九州の杉の間伐材を30㌫配合した輪転機用印刷用紙「木になる紙」を開発。4年前から継続使用し、16年度「グリーン購入大賞」で優秀賞を受賞した。国産材の普及に注力し、日本の森を育てることを試みながら、国内の放置竹林問題への対応も密かに準備している。 精鋭集団が一丸で成長新たな問屋像を描く「どの会社も『売れる商品が欲しい』が常識。メーカーの想いや商品開発のストーリーは二の次で、売上を作ることで必死でした。そんな場面を繰り返し経験しながら常に新しい問屋像を描き、『売れるものを売る』ではなく、『売らなければならないものをどうやって売るか』を考える企業を目指してきました」(富士村社長) 同社では現在、求人広告を出す度に300人以上の応募が集まるという。「こういう世の中にしていきたい」と願う、様々な業界で経験を積んだ精鋭たちが集まり、社員一丸で取り組んできたことが、右肩上がりの成長を遂げてきた要因だ。「今後も、そのような環境づくりを続けていきたい」 と富士村社長は語る。
【会社データ】
本社=東京都新宿区愛住町22 岡田ビル2F☎=03―3356―0111設立=2002年3月売上高=12億円事業内容=自然素材、国産材を使用したエコロジー雑貨等の卸売・小売http://ecodepa.jp
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