集合住宅の修繕履歴を一元管理するクラウドサービス長年培った情報技術を中小企業発展に供する
大津 崇 社長 アパート・マンションなどの集合住宅においてもスクラップアンドビルドの時代は終わり、修繕を重ねて住み続けよう、中古マンションとして売却しようという時代が到来。勢い、資産価値評価の側面でもアパ・マンの維持・修繕履歴を、関連する事業者が正確に把握することの重要性が増してきている。ところが、修繕履歴の情報が集まり易い管理会社でさえ正確な履歴は把握できておらず、その都度修繕業者などに問い合わせているというのが現状だという。 そんな中、管理体制や修繕積立金の金額、設計図書の保管状況、修繕の時期や箇所、工事費と施工会社などの情報をデータベース化し、一元管理するシステムを来春リリース予定しているのが2016年2月2日設立の株式会社InterFelix(大津崇社長)だ。
同社では、いわばマンション管理のインフラともいえるこのデータベースシステムを、「オーナー・管理組合」「仲介業者・管理会社」「修繕業者」の3者で共有し、管理していくことを勧めている。このシステム導入により、修繕工事費の透明化や資産価値評価材料の提供に繋がり、データ量が充実していくことで将来的には、修繕計画の立案や中古マンション流通市場の活性化にも貢献できると、同社では見込んでいる。 先に挙げた3者間限定で共有するので、分譲でも賃貸でも個別マンションの差別化の要素になり、個人オーナーにとっても現状の資産価値の把握ができる好都合なシステムといえよう。「ISP」×「イーバイピー」ソフトウェア資産の海外展開も視野 今年2月の設立とまだ日の浅い同社だが、その誕生の背景には社歴39年のソフトウェア・メーカー㈱システム計画研究所(略称ISP)の大津崇社長と、企業向けWebシステムと中国でのオフショア開発に強みを持つ㈱イーバイピーの劉炳江社長との出会いに始まる相互補完的な強力なタッグの関係がある。 「ソフトウェア開発はモノづくりだ」と語る大津社長はISP草創期からのメンバーで、2013年1月にISP代表に就任。設立以来派遣は一切行わず、受託開発にこだわり自社内にソフトウェア資産を蓄積。技術の研鑽を積み重ね、現在では高品位クロマキーなどの画像解析・処理システムや、ビッグデータを取り扱うAIエンジンなど、最先端の情報技術分野をリードしている。 そんなISPが主体となって、そのソフトウェア資産をより使い易く加工し、自社でシステム部門を持たない中小・ベンチャー企業に提供し、活用してもらうことで事業成長を実現して欲しいとの思いから設立された同社。その第1弾が、「修繕履歴管理ソフト」だ。 一方イーバイピーは、オフショア開発でコストを抑えたWeb構築、アプリ開発を得意とする若き企業。 海外展開も睨む両社のタッグは、相互の(インター)幸福(フェリッス)を実現することだろう。【会社データ】渋谷オフィス=東京都渋谷区桜丘町2-9カスヤビル☎=050-3411-2695
設立=2016年2月2日資本金=900万円事業内容=ICTソリューションの国内外販売及び開発・運用・保守等http://www.interfelix.jp
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