スペースコミュニケーションの未来をデザイン世紀を超えて心を揺さぶる感動創造企業
日下部 肇 社長
時を重ねても鮮やかに蘇る、あの感動――。イベントや展示会、博覧会、商業施設・アミューズメント施設などのディスプレイを通じて私たちの心を揺さぶり続けてきた株式会社ムラヤマが今年、創業から115周年を迎えた。「当社の仕事は多くの人が集まる事・場所を創り、集まった人たちのコミュニケーションを盛り上げるためのお手伝い。エンターテインメントが大好きな人材と社風が根付いています」 と話す日下部肇社長。同社に脈々と流れる「感動創造カンパニー」のDNAを継承する企業理念を持ち、「感動戦略」を推進している。 日本におけるディスプレイのパイオニアとして明治35(1902)年に産声を上げた同社は、東京オリンピックや「ザ・ビートルズ」の来日ステージ、大阪万博など日本中が熱狂したビッグイベントを裏方として支え、高度経済成長期に元気と勇気を与えてくれた。
2006年には東北新社と業務・資本提携を結び、映像・グラフィックの技術とノウハウをさらに高めた同社。企業プロモーションのパートナーとしても絶大な信頼を集めている。 しかし、日下部社長は日本を代表するスペースコミュニケーション企業としての地位に甘んじることなく、さらなる感動の追究を促す。その基点として、9年前から社内に「感動創造研究所」を立ち上げた。「究極の満足は『感動』。感動を研究し、前面に出してビジネスに生かすことで心豊かな社会づくりに貢献していきます」(日下部社長)「感動創造研究所」のテーマは「感動社会をデザインする」こと。様々なジャンルで活躍する感動のエキスパートたちをブレーンとして、未来のコミュニケーションのあり方にアプローチしている。 人材こそが全資産さらなる「個性」を また、「当社の資産は人材のみ」と断言する日下部社長は、2年前から「感動体験支援制度」を導入。領収書とレポートを提出すれば、海外旅行や芸術鑑賞、スポーツ体験など社員一人ひとりの「感動体験」を5万円までサポートしている。「社員が感動を知らなければ感動を創り出すことはできません。感動すれば世界が広がり、考え方も変わる。新しいビジネスが生まれます。抑えきれない感動は伝播し、輪を広げるのです」(日下部社長) およそ4割を占める女性社員の活躍を支援し、人材の多様性(ダイバーシティ)の確保に注力する同社。日下部社長が社員に期待しているものは「個性」だ。「人の能力を伸ばし、育てることが当社の使命。個性を売りにして、どんどん目立って貰いたいですね」 4年前に行った創業111周年のイベントでは3つの世界記録に挑戦。自ら感動を体現する同社は、その感動と夢を共有できる新しい仲間を求めている。【会社データ】本社=東京都江東区豊洲3―2―24 豊洲フォレシア☎=03―6221―0808
創業=1902年8月資本金=4億2700万円従業員数=406名売上高=175億2800万円事業内容=ディスプレイの企画・設計・監理及び制作・施工などhttp://www.murayama.co.jp
[18回]
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