大胆な「働き方改革」で生産性急上昇
デザイン・DTP制作・印刷の一貫体制が光る
労働集約型産業の典型ともいえるデザイン・制作・印刷業界にあって、昨年3月以降の大胆な「働き方改革」の実践で生産性を急上昇させている企業がある。
1964年12月製版会社として創業し、紆余曲折を乗り越えて55年目を迎える現在では、デザイン・制作・印刷・発送まで一貫して行う業容を持つまでに成長した、東京カラーフォト・プロセス株式会社だ。
「働き方改革」実践の陣頭指揮に立つのは、約40年前に新卒で同社に入社し様々な部署で業績を上げ、昨年3月株式も取得して代表に就任した高木尚之社長だ。
来年度は一歩進んで
「働き甲斐のある改革」へ
一方、各部署をグループ単位に細分化することで、目標設定・指示系統・責任所在を明確化する組織改革を実践。外部研修のほか、日常的な内部技術研修も実施し、デザインも含めた多能工化を推進。社員の積極的な成長意欲に応えている。
デザイン・DTP制作・画像修正の一貫した技術提供を特徴とする同社は、窓口の一本化による時間短縮とコスト削減を顧客に提供。事前にミスを発見し顧客に知らせる「未然防止活動」は、印刷事故防止に繋がると高い評価を得ている。
「『働き方改革』の必要性を、私は入社以来感じていました。スピード感のある改革で成果が出ている今、来年度は一歩進んで、全社員がワークライフバランスを実現し、一人ひとりが幸せだと思える会社作り=『働き甲斐のある改革』に着手したい」
と高木社長は語る。
【会社データ】
本社=東京都千代田区九段北1-12-3
℡=03-5226-3188
創業=1964年12月
資本金=1000万円
従業員数=60名
売上高=6億5000万円(グループ企業2社含め)
事業内容=デザイン・DTP制作・印刷・HP制作等
http://www.cloud-nine.co.jp
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