50年余の歴史を経て業績V字回復のIT企業
「夢大和」を旗印に100年企業を目指す
製紙大手・三菱製紙や機械商社の西華産業、ITベンチャーのソフトブレーンなど、様々な業種の企業で要職を歴任し、数多くの企業の事業再生を成功に導いてきた事業再生請負人として知る人ぞ知る駒木慎治社長。その駒木社長が2015年1月、最後のキャリアとして選んだのが、1966年10月設立の老舗IT企業、株式会社大和システムクリエートの事業立て直しと、100年企業への道筋を確かなものにすることだった。
「㈱大和計算センター」として日本橋の地で設立した同社は、大手企業をクライアントに実績を重ね、長い歴史で形成された誠実で勤勉な企業文化のもと、数多くのノウハウと最新技術への取り組みを通じて、顧客との深い信頼関係を構築してきた。91年に現社名に変更して以降も、物流・生保・公共・航空・鉄道・官公庁・通信など、幅広い顧客のプロジェクトに参加。新規開発から運用・保守に至るまで幅広い工程にワンストップで携わり、顧客からの厚い信頼に応え続けてきた。
ニッチ分野でベスト・ソリューションを提供
サポート体制に強みを発揮するシステム販社
小藤田 力 社長
加速するIT技術と共に目まぐるしい進化を遂げるデバイス環境。1984年、キヤノンのハンディターミナル販売を軸に、システム開発・構築・サポートまでを一括して担う販社としてスタートした東京オータス株式会社は、デジタル通信機器が普及する萌芽期から今に至るまで、顧客の「ベスト」ソリューションを追求し続け、今年12月に創業35周年を迎える。
「キヤノンが販売するハンディターミナルのユーザーサポート業務を担う会社が少ない状況の中、先代である父が立ち上げました。お客様に対して常に何ができるかを徹底的に考え、これまで地道にコツコツと実績を積み上げてきました」
リーダーの人柄の魅力と人望で
自然と人が集まるITコンサル会社
「私は金銭欲や物欲が無いので一人で仕事をしていた時はいくら稼いでも、どこか虚しさを感じていました。しかし、会社を立ち上げて社員たちと一緒に業務にあたるようになり、改めて仕事の楽しさを痛感しました。自分の生きる価値を見出した様な、とにかく今が一番充実しています」
そう話すのは、IT業界を中心にコンサルティング・プロジェクトマネジメント業で業績を伸ばしているミクレニティ株式会社の横野勝美社長だ。
20歳前後に何度か放浪したアメリカで、予てから抱いていた海外勤務への思いを強くし、ITの知識を得るため、日本のシステム開発会社に就職。その後、念願叶って大手電機メーカーのドイツ本社からスカウトされ、現在の仕事に通じる経験を積んだ。
帰国後はフリーランスで活動していた横野社長が、多数の友人から起業の薦めも受けていた事もあり、5年前に少数精鋭コンサル会社を買収し事業を継承した。
使命感を持ち、創造性と深い思いやりの精神で楽しく業務を行い、確かなサービスを提供している。
上海市に本社を置く中国国内の大手ソフトウェア開発企業として、高品質なオフショア開発事業を展開している上海ハイロンソフトウェア㈱。その日本法人として2001年に設立された日本海隆㈱と資本提携し、今年8月からハイロングループの一員に加わったのが株式会社フューチャーナビゲータだ。
「設立から10年が経ち、顧客チャネルなどのブレイクスルーを目指す当社と、日本人エンジニアの採用を積極的に行うハイロングループの思惑が一致しました。今後は日本市場でのフロントに立ち、優秀な人材を確保し、育てるという重要な役割を担うことになります」
「健診」システムに特化して30年
孤高の道を歩むエキスパート集団
久野 泰次 社長
生活習慣病「予備軍」を対象に〝メタボ〟を視野に入れた「特定健診」が厚生労働省によって義務化され、10年が経つ。「早期発見と適切な治療によって〝がん〟は9割治る」といわれる昨今、とりわけ早期発見を促す「健診」の重要性が謳われ、予防医学への関心は幅広い年代層にまで浸透してきた。
株式会社アルファインターナショナルは、1989年の設立以来、医療関連の「健診」に特化したパッケージソフトウェアを開発。電子カルテや各種測定器などとの連携によって情報を一元化することで、多くの医療機関や企業、自治体が実施する健診業務の効率化をスムーズに支えてきた。
「会社設立当時は、世の中の『健診』に対する意識がまだ低く、『予防医学』という概念も未熟なものでした」
と、久野泰次社長は語る。久野社長は、上智大学を卒業後、東京電子専門学校で通信工学を学び、NECに入社。医療情報システムの部署に所属し、主に臨床検査システムの設計と販売促進業務に従事し、手腕を発揮する。
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