高い画像処理技術が感動と未来を創る人づくりで進化を続けるソフトウェア会社 飯田 昌宏 社長 もはや「秒進分歩」とも言われるIT業界。新たな価値を生み出すことができない技術や企業が次々と淘汰される中、卓越した画像処理技術で時代の先端をとらえ、昨年8月に設立30周年を迎えたのが株式会社エム・ソフトだ。「企画力や提案力が弱いソフトウェア会社は、今後10年でさらに淘汰されるでしょう。一方、人間力が強く、お客様の真の課題を解決できる企業は発展できます」 と、今後の業界動向を語る飯田昌宏社長。同社の成長基盤を作り上げた小暮恭一・現会長からバトンを受け継ぎ、2年前に就任した。 大手映像機器メーカーの出資企業として安定した財務基盤を持ち、国内・海外の特許も10件近く保有する同社。カラーマネージメント技術や医療用画像処理など、得意とする画像・映像処理だけでなく、組込・制御システムやアプリケーション開発、通信制御などのソフトウェア受託開発を核に事業を展開している。 加えて近年は、「Ray Brid」シリーズをはじめとする動画加工ソフトウェアやAR(拡張現実)関連の自社製品を積極的に開発・販売。幅広い業種のメーカーだけに留まらず、映画業界からも信頼が厚い。
「受託開発業務ではプログラムを作るだけでなく、設計などの上流工程に携わることが重要。自社製品によるプロダクト・サービスと相乗効果を生み出す事業体制を作り、しっかり伸ばしていかなければなりません」 と話す飯田社長が「真面目で誠実」と評価する社員一人ひとりのハイレベルな技術力と、顧客の要望と真摯に向き合う姿勢も同社の強み。その背景には、創業当初から人材教育を重視する企業文化と、「誠実・尊重」「信頼・互恵」「技術・マネジメント」という3つの社是が浸透しているのだ。「私を支えてくれているのも社員。より安心して将来図を描ける環境を提供していきたいですね」(飯田社長) また、理系だけでなく文系出身者も第一線のエンジニアとして活躍している同社。入社前教育や3カ月にわたる新入社員教育など、未経験の社員の意欲に応える教育制度も充実している。 新たな技術・製品に挑戦ウェアラブルデバイスも「例えば、ARを使って何をするのか――。技術だけでなく、お客様の業界や仕事内容がわからなければアイデアを形にすることはできない。今後も、ウェアブル端末などデバイス分野をさらに拡大させていきたいと思います」(飯田社長) 大学との共同研究も推進し、要素技術の研究開発にも取り組む同社。グローバル化にもいち早く対応し、タイに設立した子会社は今年5月で20周年を迎える。 また、次期後継者の育成にも力を入れている飯田社長は幹部社員に自社の将来像を考えさせて、現場に落とし込んでいるという。新たな人材とビジョンによって、同社はどんな未来を見せてくれるのだろう。 【会社データ】本社=東京都台東区東上野2―18―10 日本生命上野ビル6F☎=03―5807―2300設立=1987年8月資本金=1億円従業員数=303名売上高=約25億円事業内容=ソフトウェア受託開発事業、プロダクト・サービス事業、保守・運用事業https://www.msoft.co.jp
[2回]
PR
http://ryugi.blog.shinobi.jp/%EF%BC%A9%EF%BC%B4%E3%83%BB%E3%82%BD%E3%83%95%E3%83%88%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%82%A2%E3%83%BB%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%A0/%E3%82%A8%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%82%BD%E3%83%95%E3%83%88%EF%BC%88%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BAno.1561%EF%BC%89エム・ソフト(シリーズNo.1561)