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毎日新聞出版『サンデー毎日』で連載中の「会社の流儀」がWeb版で登場。中堅・中小企業の隠れた素顔や取り組みを紹介します。

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池田建設(シリーズNo.1665)

〝千年を、〈かたち〉に。〟をテーマに次なる千年へ
薬師寺の復興工事を一手に担う総合建設会社



古賀 智道 社長


 伝統建築分野を第一の強みとして、薬師寺白凰大伽藍堂の復興工事を始め、護国寺・月光殿の免震修復や寛永寺・黒門の保存修復など、重要文化財の復興工事を数多く手がけてきた池田建設株式会社。既存構造材を一つひとつ解体し、修復時に戻す作業は、長い歴史に相応する緻密さと知見が求められ、専門性の高い技術力を要する。
「ご縁があって薬師寺は1966年から携わってきました。これだけ未曾有の復興を遂げたことはまさに奇跡的で、感謝しています」
 と古賀智道社長は語る。



名工・西岡常一棟梁を迎え、同社の石川博光顧問を中心に半世紀もの間、奈良の境内に常駐し続けて成し遂げられたこのプロジェクトは『千年を、〈かたち〉に。』と題し、写真家・遠藤湖舟氏によって映像化。一昨年3月、薬師寺へ奉納された。 「貴重な宮大工の技術を映像として後世に残すために製作しました。『千年を、〈かたち〉に。』とは、白鳳から1300年が経ち、この先の1000年へと残るものを作り上げていこうという私達の新たなスローガンでもあります」(古賀社長)
この貴重な記録映像は、YOU TUBEでもダイジェスト版を見られる。長い歴史と、当事者たちの並みならぬ「思い」が描かれた映像は必見の内容だ。

ZENグループ中核として
有機的シナジーを発揮

同社は2012年、〝地球上で最後まで残る企業を目指す〟ことを経営理念として掲げる株式会社ZENホールディングの傘下に入ると、「第二創世中期計画」を始動した。
ZENグループとして各々の住み分けを明確にしながら、官公庁工事や土木工事などで着々と右肩上がりに収益を上げ、営業利益率も高水準を維持。高付加価値を生み出す体制を構築している。
「ZENの由来は『禅』にあり、18年末に退かれるまで、麦島善光元会長とは毎週、会合を重ねながら事業の進め方や哲学について厳しく指導をして頂きました。私達がここまで来られたのは、あの会合が大きかった。今後も教えを継承しながら徹底していきたい」
 と話す古賀社長は中堅の建設企業として、2020年以降は今まで味わったことがない厳しい時代状況になるだろうと見ている。
「建物の相続にあたり、検査済証が取れなくて困っている方に対する建物再生のコンサルティングなど、継続していくリノベーション事業に力を入れながら、インフラを支える土木工事にも注力していきます。一つひとつの仕事を『池田』ならではの高い品質で遂行して信頼を繋ぎ、『千年』続く企業を目指します」
と、古賀社長は「千年」への思いを語る。


【会社データ】
本社=東京都千代田区九段南2-4-16九段ZENビル
☎=03-3263-2900
創業=1931年5月
資本金=1億円
従業員数=127名
売上高=158億3千万円
事業内容=土木建築工事請負、土木建築設計・監理及びエンジニアリング、都市計画に関する企画・調査・設計、経営コンサルティング及び市場調査業務、宅地建物取引業
http://www.ikeda-kk.co.jp

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