女性活躍・働き方改革を推進する名門鉄鋼商社の挑戦
木下 幹夫 社長 「激動の外部環境変化へ対応するには内部変革が必要不可欠です」 と話すのは、日本の鉄鋼業の黎明期に創業し、長きにわたり鉄を供給することで日本のものづくりに貢献してきた鉄鋼商社・株式会社カノークスの木下幹夫社長。 自動車業界に強みを持ち、売上高は1000億円を超え、経常利益20億円近くを稼ぎ出す優良企業がなぜこうした危機感を抱くのか。まずは歴史を紐解く必要があるだろう。 今から120年前の1897年、初代社主・加納小太郎が名古屋市に鉄鋼販売業を生業とする「岐阜屋梅吉商店」を開業(後に「加納小太郎商店」と改称)。やがて大正時代に入り、当時優れた鉄鋼生産国であった英国やベルギーから鉄を輸入し始め、程なく会社組織を「合名会社加納商店」に法人化した。当時の国産鋼材はほとんどが軍需向けであったため、同社は民需向けの鋼材として輸入を開始。そして、第二次世界大戦中は国家奉仕を宗とする商いを続け、戦後はGHQによる鉄鋼統制の下、指定問屋として日本の復興に寄与してきた。
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