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毎日新聞出版『サンデー毎日』で連載中の「会社の流儀」がWeb版で登場。中堅・中小企業の隠れた素顔や取り組みを紹介します。

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ニッキトライシステム (シリーズNo.1541)

技術・経験・対応力でR&Dの現場を支援
日本のモノづくりを全力でサポートする


倉科 哲寛 社長 

 雪をいただく北アルプスの山並みを背景に、長野県松本市郊外の田園風景に立地する「新松本臨空産業団地」。その一角に本社・工場を構えるニッキトライシステム株式会社は、日本のモノづくりメーカーを支援するパートナーとして、顧客企業のR&D(研究開発)部門と一体となった各種精密部品・機械装置の試作品設計・製造の事業で厚い信頼を築いている。
 同社は、40年以上の業歴で培った豊富な経験を活かし、商品企画・デザイン・設計・試作・量産のプロセスを担うプラスチック・金属・セラミック・ガラスなど多様な素材の切削・板金・プレス等の精密加工からメッキ・印刷まで様々な工程に対応した設備と技術を有し、多品種・小ロット・短納期など顧客ニーズに応える一貫体制を整えている。
 倉科哲寛社長は、高校3年の時、演劇活動に夢を抱き上京。友人の誘いで試作品加工会社に入社し生計を立てた。徹夜も当たり前の日々だったが、この仕事を一生の仕事と決め、結婚そして長女の誕生を機に故郷・松本に戻り、25歳でプラスチック製品試作の仕事で創業した。当初は仕事が無くつらい日々が続いた。

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エース産業 (シリーズNo.1540)

トヨタ車体の新規開発技術の事業化で独自色
「人と地球に優しい製品」創りで社会に貢献


佐口 温 社長

 リニアエンジンで駆動する自動ドアがあるのを御存知だろうか。「リニア」と言えば中央新幹線が思い浮かぶが、非接触で推進力を発生させるリニアの基本技術を自動ドアの駆動装置に採用、その静粛性・安全性や停電時の操作性が評価されて、病院・福祉施設や食品工場などで急速に導入が進んでいる。
 その製品を開発・製造するのは、トヨタグループでミニバン・SUV・商用車・福祉車両などの開発・生産に携わる完成車両メーカー、トヨタ車体の100㌫出資企業として、1974年9月に愛知県刈谷市で設立されたエース産業株式会社だ。
 当初、溶接スポットガンの修理工場として発足した同社も時代を経るごとに、トヨタ車体が新規開発した製品を量産化する製造子会社として成長。機械から電機、樹脂・電子部品まで、様々な分野の生産技術・知識を社内に蓄積してきた。

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日東工機(シリーズNo.1539)

創業75年、溶接業界を支える老舗卸売企業
人を結び信頼の「絆」を繋ぐ会社を目指す


吉岡 良三 社長

 今年、創業75周年を迎える日東工機株式会社は、溶接材料・溶接機をはじめ、産業機器・工作機械・工具類など加工・製造の現場の多様な商品を取り扱う老舗卸売企業だ。
 永年の業歴を通じて、常に「メーカー」と「ディーラー」を繋ぎ、日本が世界に誇る金属加工技術である「きる」「まげる」「つなぐ」「みがく」の4大技術を中心とした様々なニーズに応える新しい商品を開拓、「ユーザー」の作業しやすい現場環境の構築を支える提案活動を実践してきた。
 同社は、1943年に電気及び酸素溶断器具材料の販売で創業した。
 三代目の社長である吉岡良三社長は、石川県小松市出身。高校卒業後、上京して母校の先輩が創業した同社に入社した。
 日東工機が本社を置く港区三田界隈は、今でこそオフィスビルなどが建ち並ぶビジネス街だが、吉岡社長が入社した60年代当時は、映画「ALWAYS三丁目の夕日」さながらの風情で、自動車修理工場など町工場が多く集まる街だった。同社は、こうした地元の工場を得意先に溶接機・溶材等の販売をしていた。
 その後、高度経済成長を背景として次第に事業を拡大した同社は、業容拡大を図り溶材販売店から卸売業へと事業転換する。
 現在では、営業エリアも拡大し、北海道・東北・関東・甲信越・東海・中部地域に14の営業拠点を配して、日本を代表する大手企業など100社を超えるメーカーの商品を、1000社を数える販売店ディーラーを通じてユーザーの加工・製造の現場に提供している。取扱商品も多岐にわたり10000点を超えるという。

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東京冷機工業(シリーズNo.1538)

快適な空気と人を創る空調設備のプロ集団
「ありがとう」で、できている会社


吉田 丈太朗 社長
 

 快適な日々の暮らしに欠かせない空調システム。施設の老朽化に対応するリプレイス(更新)の需要など、好況が続く空調設備工事の業界の中で、加速化する技術革新にいち早く反応し、着実に業績を伸ばしているのが東京冷機工業株式会社だ。
 1956年、大手空調メーカーのダイキン工業㈱が関東圏に進出した際のメンテナンス業務の請負に伴って設立。60年超の技術と実績を蓄積しながら、いまや空調設備の設計・施工をワンストップで対応する関東随一のサービスステーションネットワーク体制を持つ有力企業へと成長を遂げた。
「当社は元々、エアコンの修理業務からスタートした会社。日頃から、お客様と直接お話ができる機会に恵まれたことがとても大きい。技術力はもちろん必要ですが、コミュニケーションを通じて生まれるお客様との信頼関係こそが仕事のベースとなっています」
 と語るのは6代目となる吉田丈太朗社長。中間業者を介さない直接取引が大半を占める同社には、顧客から感謝の言葉が直に届く――。「サービスマン」としての気質が社員一人ひとりに自ずと芽生え、全社に深く浸透しているのだ。
「当社は真面目な社員が本当に多く、『もういいよ』と言っても『お客様が喜んでくれるのだから』と、私が想定する以上のことをやってくれます。素晴らしいことだと思います」(吉田社長)
 創業以来、大切にしている「儲けすぎてはいけない」という考え方は、まさに同社の象徴。「こんなに頂いてはダメだ」と、取引先にお金を返しに行ったエピソードも実際にあるそうだ。

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ムーヴ・オン(シリーズNo.1536)

「透明衛生マスク」国内販売のパイオニア
「見たこと無い」をカタチに新しい価値を創造する


冨田 英隆 社長

「透明衛生マスク」をご存じだろうか。近年、飲食店のオープン・キッチンやスーパーの惣菜売り場などで透明なフィルムが付いたマスクを着けているスタッフを見かける。
 この〝透明衛生マスク〟の特許取得に尽力し、日本にいち早く紹介したのが株式会社ムーヴ・オンだ。
 同社は、同製品の国内販売のパイオニアとしてその普及と様々なニーズに応える製品開発に注力している。
 同社の透明マスク「マスクリア」は防曇・抗菌加工した透明フィルムが唾や息をしっかりとガード。従来のマスクのように顔に密着しないため着用時の息苦しさや暑苦しさを感じさせず、化粧崩れの心配もない。また、使用する透明フィルムは洗浄して繰り返し使用できるのでコスト面でも嬉しい製品だ。
 しかし、最大の特長は、透明なフィルムを使用することで顔が隠れず着用者の表情がわかる事。飲食店や百貨店・スーパー等の惣菜売場など食品を扱う現場をはじめ、理・美容院・エステサロン、医療、介護など衛生管理と同時にコミュニケーションが大切な現場でその力を発揮する。

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