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毎日新聞出版『サンデー毎日』で連載中の「会社の流儀」がWeb版で登場。中堅・中小企業の隠れた素顔や取り組みを紹介します。

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ITbookホールディングス(シリーズNo.1719)

「大きな夢を持て」。85歳にして旺盛な事業意欲
就任10年でITコンサル企業を売上高70倍に



恩田 饒 会長


 2018年10月、官公庁、地方自治体を中心にITコンサルティングを展開するITbookグループと、地盤調査のリーディングカンパニー、サムシングホールディングスグループが経営統合し、ITbookホールディングス株式会社(恩田饒会長兼CEО、前俊守社長)が誕生。40社を超えるグループ各社がシナジー効果を発揮し、事業拡大を続けている。
 会長兼CEОを務める恩田氏は、東京大学を卒業後1962年に大和証券入社。常務取締役、証券団体協議会常任委員長を歴任の後、96年にヘラクレス上場企業・KОBE証券社長就任、06年にはJSDAQ上場のブライダルジュエリー企業・シーマの社長に就任し、それぞれ見事に火中の栗を拾い、企業再建を果たしてきた事業再生請負人だ。


 そして09年6月75歳の時に 、3社目の事業再生としてマザーズ上場のデュオシステムズが前身のITコンサル企業、ITbookの社長を引き受ける。1人で3社の上場企業の社長を歴任するのは本邦初の快挙だ。  社長就任当時3億円弱だった売上高を10年で70倍の200億円に引き上げた恩田会長の経営思想の根本には、「大きな夢、目標を持つ」「社員の士気を高める施策の実践」「企業としての高い倫理観」の3本柱がある。
「大きな夢を持てばそれを達成するための演繹的な方法論が生まれる。社員にはその方法論に沿った最大限の努力を望む。その成果への高い報酬は約束します。但し、その活動が社会貢献に繋がるかを自問する高い倫理観に裏打ちされていなければ意味がありません」
 と語るように、恩田会長は就任直後から給与体系の刷新など大胆な構造改革を実践。その改革に呼応して、錚々たる大手IT企業から優秀なIT技術者達が集結、この10年の急成長の原動力となっている。「大きな夢」を持って参集した社員の中には自ら新事業を立ち上げ、新会社を興した強者もいる。その数30社に及ぶが、恩田会長自身昨年9月には、高い収益率が見込めるМ&Aを主業とするМ&Aマックス㈱を設立、代表取締役社長に就任している。

「人生100年時代」に
高齢者にエールを送る


 IоT、AI等の新技術も活用した高付加価値サービスを数多くの公共機関に提供してきた同社。その提案による、マイナンバーカード活用の「マイナポイント」制度の実施が、この9月に閣議決定した。
 このように8府省、22独立行政法人や約200の地方自治体に最新のITコンサルを提供する同社は、昨年10月のサムシングホールディングスとの経営統合で、海外進出への足掛かりも手中にした。その第一弾が「AIを活用した地盤改良体品質一次判定」の開発だ。この技術の導入でカンボジア、ベトナムなど相次いでОDAによる地盤調査・改良事業を受注している。
「人生100年」の時代に、85歳でも意気軒昂な恩田会長の飽くなき挑戦は高齢者への最高のエールだ。


【会社データ】
ITbook本社=東京都港区虎ノ門3-1-1
℡=03-6435-8711
設立=2018年10月1日
資本金=9億円
従業員数=1433名
事業内容=公共機関向けITコンサルティング事業等
https://www.itbook-hd.co.jp

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