株式会社サイテックス

災害時に威力発揮！河川水を飲用水に
平常時は水道蛇口に繋ぐミネラル活水・浄水器
「ＳＥＳＥＲＡ」

今年１月大分県臼杵市に寄贈。中野五郎臼杵市長(左)と齋藤修一会長

　近年、毎年のように発生する集中豪雨や台風、大地震などに起因する激甚災害。断水や停電が真っ先に起こる発災時にまず緊急的に必要となるのは、生命を繋ぐための飲用水の確保だ。
　救援隊が到着するまでの不安な時間帯に心の拠り所として威力を発揮するのが、専用の足踏みポンプを取り付けることで、電気がなくても河川水や風呂の残り湯等を飲用水に転換できるミネラル活水・浄水器「ＳＥＳＥＲＡ(セセラ)」だ。
　製造するのは、１９９０年２月の設立で今年30周年を迎えたモノづくり企業、株式会社サイテックス(齋藤修一会長)。約20年前から開発を開始し、水をきれいにろ過するだけの浄水器でなく、天然イオン石の貴陽石を組み込むなど、同社独自の改良を施して世に送り出したモノづくり企業としての自信作だ。

　普段は水道蛇口に直接繋いで使用。水道水がカートリッジ内の活性炭・麦飯石・サンゴ石・貴陽石・中空糸膜などの層を通過して、カルキ・カビ臭・トリハロメタンを99・99㌫カット。体に良くておいしいミネラル活水石清水に生まれ変わる。食品環境衛生研究所の検査でも、大腸菌やノロウイルスを除去する効果があることが証明されている。
　この程、内閣府の国土強靭化計画・民間の取り組み事例集にも掲載された同製品。同社では、同製品と足踏みポンプをセットにして昨年来、栃木県足利市や群馬県太田市・大泉町・館林市などに寄贈。今年１月には大分県臼杵市に、７月には福島県南相馬市にも寄贈し、災害時の備えとして役立ててもらえるように、使用方法の周知にも努めている。

モノづくりで60年の社歴が
物語る「ＳＥＳＥＲＡ」の品質

　１９６０年８月設立のプラスチック金型メーカー、㈲齋藤金型製作所(現・㈱ファスト)を母体に、「プラスチック加工分野にも進出したい」という創業者の子息である齋藤会長の発案のもとに設立された同社。
　モノづくりの歩みでは母体から数えて60年の歴史を刻む同社は、日本でもいち早く金属とプラスチックを一体成型する複合射出加工技術を習得。需要の多い各種配管・ホース等の継手や半導体製造過程で欠かせないＩＣトレイの製造では圧倒的な生産量を誇る。
　㈱ファストとＩＣトレイ製造のシノン電気産業㈱の関連会社と、中国に２社、台湾とフィリピンに各１社の現地法人を展開する同社。モノづくりで世界に翼を広げる同社は、アジア・アフリカ等飲用水に不自由を抱える国々にも「ＳＥＳＥＲＡ」を普及していく。

◆製品に関するお問合せは
株式会社サイテックス
群馬県太田市吉沢町６０８-２
℡０２７６-３７-２８１５
FAX[phone]
http://www.sytecs.com
[ミネラル活水・浄水器ＳＥＳＥＲＡ]
(価格:６０，０００円<税別>)
[足踏みポンプセット]
(価格:２０，０００円<税別>)