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毎日新聞出版『サンデー毎日』で連載中の「会社の流儀」がWeb版で登場。中堅・中小企業の隠れた素顔や取り組みを紹介します。

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日信工業(シリーズNo.1768)

軌道敷設・保守工事を生業に61周年。鉄道交通網の「守護神」として線路の安全・快適を支える


木村 泰幸 社長


 私達が普段便利に乗りこなしている地下鉄や新交通システム。その安全・快適な運行は、終電から始発までの深夜の時間帯に、人知れず遅滞なく地道に行われる整備・保守工事によって支えられている。
 都営地下鉄や東京メトロ等の地下鉄路線を始め、数々の新交通システムの軌道の整備・保守を担当するのが、1959年7月設立の日信工業株式会社(木村泰幸社長)だ。
 木村社長の父君・故木村利幸氏により、日立造船神奈川工場内の請負作業からスタートした同社は、船舶造修を経て、オイルショック時の造船不況を機に鋼構造物工事、一般土木工事に業態転換。その後、71年に現・都営三田線の軌道敷設に下請けとして参加したことを契機に、横浜市営地下鉄現・ブルーライン、有楽町線の新設工事に相次いで参加。軌道敷設工事に軸足を移していくことになる


 そして75年の都営三田線「板橋区役所前~本蓮沼間コンクリート道床補修工事」の元請受注を皮切りに、都営新宿線菊川軌道敷設工事を新線工事として初の元請受注。以後、新線工事の他にも各鉄道運営団体の要請を受け「レール交換工事」「軌道整備工事」等の保守工事でも元請受注を重ねる。
 独立系企業として鉄道各社からかくも信頼を寄せられる背景には、「仕事を通じてお客様から『日々信頼』を得る」の意味を「日信」の社名に込めた、同社創業以来の理念に裏打ちされた誇り高い行動様式がある。
 85年に成城大学経済学部卒業後、7年間の沖電気勤務を経て、父君の強い要請で92年4月に同社に入社。2007年に専務を経て社長に就任した木村社長は、
「社員一人一人の行動と、その結果としての工事成果物が、常にご満足頂けるものでなければならない。信用、信頼は一朝一夕に頂けるものではない。今後も安全第一を主眼に、絶え間ない努力を全社一丸となって進めてまいります」
 と、日々の努力の積み重ねの大切さと、その継続への強い覚悟を語っている。

「鉄道を支える」誇りを胸に
チームワークで深夜作業に臨む

 木村社長入社後も同社は、大深度地下での難工事となる都営大江戸線「六本木駅軌道敷設工事」や「ゆりかもめ」「日暮里・舎人ライナー」「横浜シーサイドライン」等新交通システムの軌道検査・保守作業等を次々と元請受注。深夜帯の短時間で、しかも限られた空間で、寸分の狂いも許されないレールや分岐器の交換、コンクリート打設等を行う作業には、「段取り8分」と言われるように緻密な計画性と、不意の出来事にも即断する対応力が求められる。
 緊密なチームワークでこれら難工事を成し遂げる同社スタッフは、「鉄道を支える誇り」を胸に、日々厳しい深夜作業に臨んでいる。
 今年3月には新本社社屋が竣工し、食堂・24時間風呂装備の社員寮も完備して福利厚生も充実の同社は、「誇り高い仕事」に参加する若者を募っている。

[会社データ]
本社=神奈川県川崎市川崎区大師河原1-3-5
℡044-288-3411
設立=1959年7月
資本金=5000万円
事業内容=軌道新規敷設及び保守工事、土木工事等
http://www.nissinkk.com

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