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毎日新聞出版『サンデー毎日』で連載中の「会社の流儀」がWeb版で登場。中堅・中小企業の隠れた素顔や取り組みを紹介します。

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聖和会グループ(シリーズNo.1713)

歯科を通じて全世代の健康に貢献する!
口腔ケアを支える歯科往診のパイオニア



医療法人社団聖和会と、そのOBをメンバーに臨床研究のための任意団体として活動する「聖和会グループ」。東京近郊に構える5つの医療法人を中心に全国約50名の開業医で構成され、それぞれが自由で独立した経営を行っている。

「歯科を通じた全世代の健康への貢献」を活動目的として掲げる同法人。予防歯科の第一人者である鶴見大学花田信弘教授、野村義明教授の指導に基づいてミャンマーの子供たちの予防歯科や沖縄県伊江村での成人を対象とする保健活動、地域の高齢者への歯科往診を実施するとともに、臨床研修医や開業医向けの講演会も開催している。


「私たちは約35年前から歯科往診を行ってきました。『歯科往診』という概念が存在していなかった当時は院内の器材を往診用に改良し、昼休みや休診日に出かけていきました。携帯電話やカーナビゲーションが無かった時代でしたので患者様のご自宅がわからなくなり、連絡も取れず、夕暮れの路上に立ちつくしたことも一度や二度ではありませんでした。しかし、患者さんやそのご家族にはとても喜んで頂き、苦労が吹き飛ぶ思いがしたものです」
 と話すのは、歯科往診部の田所久永部長。歯科医師1名と歯科衛生士2~3名、運転手1名を基本とする往診のチーム構成で手厚い口腔ケアを行っている。
「患者様のいわば命綱である口腔ケアは、歯科衛生士によって支えられています。また、診療のことで頭がいっぱいになっている歯科医師や歯科衛生士が運転をすることは非常に危険。嚥下検査や口腔機能低下症への対策など診療が高度化し、最新の器材の搬入が必要な現在では、運転手は往診の環境整備の面で欠かせない存在です」(田所部長)

地域・多職種とも連携を
訪問診療の未来をリード 


 既に認知が広がっている誤嚥性肺炎や発熱の予防だけでなく、患者の意欲向上や部屋の臭いの減少などでも期待が集まっている歯科往診。最近では「入院日数が減少すること(千葉大学病院)」や「血液癌の患者の口腔内が劇的に改善された例(兵庫医科大学病院)」が報告されているほか、歯科往診は患者の体調の安定を通じて介護をする側の負担を軽減する取り組みとして、家族や施設で働くスタッフをサポートしている。
「今後、地域の包括的なケアシステムの中で行われるようになる歯科往診では、地域の多職種の方々との連携が大事になってくる。慢性的に不足している歯科衛生士だけでなく、歯科医師の減少も予想されており、この様な状況の中でどのようにして質の高い往診を維持するかが大きな課題です」
 と、田所部長は語る。


【法人データ】
事務局=東京都多摩市永山1―4 グリナード永山5F
☎=042―338―6700
従業員数=約300名
事業内容=歯科医療に関する事業、歯科医師の研修にかかる事業、歯科衛生士の研修にかかる事業、歯科医療システム企画・開発(アンチエイジング・金属アレルギーなど)、歯科医療に関する情報提供事業
http://www.seiwakai.jp

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