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毎日新聞出版『サンデー毎日』で連載中の「会社の流儀」がWeb版で登場。中堅・中小企業の隠れた素顔や取り組みを紹介します。

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永信商事 (シリーズNo.1603)

小粒でも多機能な「新木場」の総合物流会社


永峰 信 社長

 中国残留孤児2世として25年前に帰国し、トラックドライバー職で腕を磨く中、その働きぶりが評価されて2001年に独立。05年1月、「新木場」の地で法人設立以来、木材輸送を中心に木材加工業、鉄スクラップの運搬から倉庫業、車両整備、保険代理まで、小粒でも顧客に重宝される多機能を持つ総合物流会社として13年の社歴を刻む永信商事株式会社を率いるのが、永峰信(あきら)社長だ。
 所属する18名のドライバーは精鋭揃いで全員が玉掛けの資格を持つ。1㌧車からユニック車、20㌧トレーラーまで合計18台の車両を保有し、小さい荷物から大きい荷物まで幅広く対応する一方、3カ所の倉庫を駆使して物流加工も行う。
 今後の増車も計画中でドライバー求人サイトにて募集中。同サイト内で会社紹介動画も配信中だ。   

【会社データ】
本社=東京都江東区新木場4―5―10
☎=03―3521―8806
設立=2005年1月
資本金=600万円
事業内容=一般貨物自動車運送業、産業廃棄物運搬業
http://www.ess888.co.jp

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メイジン(シリーズNo.1602)

「あたりまえ」のことを「あたりまえ」にやる
建設現場の「安心」を高める〝プロセコカン〟


千葉 知明 社長

 人材確保を恒久の課題としながら、2018年も堅調に推移する建設市場。杜の都・仙台に拠点を置き、「人」を通じて建設業界に特化した質の高い技術を提供する株式会社メイジンは、顧客と強固な信頼関係を築きながら着々と事業規模を広げ、この8月に設立10周年を迎えた。
 同社が唱える〝プロセコカン〟とは、「プロ意識の高い施工管理技士(セコカン)」としての矜持がマストであることを象徴する造語だ。
「施工管理技士と一言で言っても各々の力量は千差万別で、単に資格の有無だけでは計れません。実際に千人以上の職人が集まる大規模な現場などでは、ちょっとしたプロ意識の欠如が死亡事故に繋がります。そんな多くの職人さんの『安全』を背負っている当社の役割が〝プロセコカン〟なのです」
 と語る千葉知明社長は、20代早々にこの業界の大手企業で営業として従事。自らに激務を課して驚異的な成果を上げながら、2年目にして地元・仙台の営業所長に就任し、更に手腕を高めていく。
「この時の経験はとても勉強になりました。しかし、自己過信のあまり、言動的にも問題の多い人間になっていましたね。自分が必死になって成果を上げるにつれ、いつしか現場で働く人を『モノ』であるかのように接していることに気づいたのです」
 と真直に振り返る千葉社長は当時、そんな自分を突如「変えたい」と考えて退社を決意。会社を移り、それまでとは真逆の「あるべき環境」を醸成するべく立ち上げた事業部が同社設立の原型となっている。

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西田鉄工(シリーズNo.1601)

ダム・河川用水門を手掛ける
治水・利水事業のスペシャリスト


大渕 憲二 社長


 近年、大地震や集中豪雨などの天災が頻発している。そんな中、「世界から水害をなくすという大きな使命があります」と力強く宣言するのが、西田鉄工株式会社大渕憲二社長だ。

 同社の創業は1946年。農機具の製作・販売からスタートし、数年後には治水・利水事業に進出。現在では全国的にも数少ない、ダム・河川用「水門」専業メーカーとして、日本中に製品を供給している。
「南北に伸び、起伏に富んだ地形の日本列島は、気候も河川の形態も様々です。諸条件に合わせ、幅広い使用目的を完全に果たすためには、高度な技術力を駆使したオーダーメイドで対応しなくてはなりません」
 同社には、卓越した技能者表彰制度に基づく「現代の名工」が在籍している。後に黄綬褒章も受章したこの熟練工以外にも、昨年の熊本県溶接大会で、同社社員が1位・2位を独占。「教育に時間と費用は惜しまない」社長方針のもと、中堅・若手も着々と力をつけてきているようだ。
 加えて、過去には中部地方整備局や近畿地方整備局から、今年は九州地方整備局から局長表彰を受けているように、優れた施工力も強みの一つと言えるだろう。
「今後はメンテナンスの需要増に備えるとともに、海外展開やさらなる『遠隔制御設備』の普及にも積極的に取り組んでいきたい」

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藤橋商店(シリーズNo.1600)

農耕畜産連携の循環型事業を実現
食の力で日本の未来を創る


藤橋 拓志 社長

「中東に位置するイスラエルは決して農業に適した国ではありません。国土の大半が乾燥地に覆われていますから。水は極端に少なく、当然ながら水がなければ食物も育たない。ところが、この砂漠の国は、実は世界有数の農業立国であり、食料自給率は100%に近く、自国で自給するだけにとどまらず、多くの農産物を世界中に輸出しているんです」
 と教えてくれたのは、株式会社藤橋商店の藤橋拓志社長。イスラエル視察旅行から帰国したばかりというその顔は真っ黒に日焼けしていた。
 かの国の苦難の歴史についてはここでは多くを語らないが、1948年の建国からわずか20年で、農産物の輸出国に飛躍を遂げたのは歴然たる事実。そして現在では、日本と同程度の輸出量があるという。日本の農業人口400万人に対し、イスラエルは8万人にもかかわらず、だ。この奇跡と言っても過言ではない偉業に大きく貢献した技術が「点滴灌漑」である。
 点滴灌漑とは、文字通り病院で受ける点滴と同様に、植物に一滴ずつ水を与える栽培方法のこと。発明された当時の目的は単に水の節約だったが、この技術のメリットとして、ゆっくりと灌水することで、根に必要な酸素が土の中に保たれ、根の活動が活発になることが後に判明した。節水と収穫量の増加、品質の向上を実現しただけでなく、無駄な肥料をまくこともなくなるので、経済的であると同時に環境にも優しい技術と言えるだろう。

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サチコーポレーション(シリーズNo.1599)

未来へ残す、人間都市創造――
4回目のチャンスに挑む不動産の総合企業


山田 常作 社長

 
 新宿・池袋エリアを中心に質の高い物件を開発するサチコーポレーション株式会社。創業56年目を迎える老舗企業でありながら、ワンルームマンションの一棟販売を核とする総合的な不動産事業で勢いに乗る躍進企業だ。建物売買業で売上高では全国2194社中488位にランクする(帝国データバンク調べ)。
「『人生は3回チャンスが訪れる』と言われますが、私には今、4回目のチャンスが訪れているのです」
 と話すのは、同社の創業社長として半世紀以上の業歴を積み重ねてきた山田常作社長「未来へ残す、人間都市創造」をモットーに、豊かで明るい街づくりと暮らしの提供に貢献してきた。
 新潟県新津市の農家に生まれた山田社長は、新潟県立新津高校の定時制に通いながら家庭用ミシンの営業に従事。全国に約5万人いる営業マンの中で常にトップクラスの成績を収めていたという。当時、その活躍ぶりは地元の新聞に度々取り上げられた。
「当時勤めていたミシンの販売会社の社長から、ビジネスで成功するために必要なものは『絶対に根性だ』と言われたことが、今でも私の原点です。負ければ商売ではありません。どこまでも勝ち続けるように頑張り、粘り勝ちしようと決意したのです」(山田社長)

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