1万年分の〝資源〟を未来に!
「メイド・イン・岡山」の高品質石灰石メーカー
東 喜則 社長
自給率100㌫の天然資源として、日本において類稀な存在感を放つ石灰石。セメントの原料として知られる石灰石は、産業用製品のみならず医療や食品の分野にまで、品質に応じて多岐にわたる製品の原料として使われている。衣・食・住、思いがけないところでも私たちに馴染みの深いマテリアルだ。
この石灰石の埋蔵鉱量を100億㌧以上をも有する企業が岡山県の中西部・高梁市に本社を置く株式会社カルファインである。
「深さと面積から換算した金平工場(広島県神石郡)、山宝工場(岡山県高梁市)の推定鉱量は、少なめに見ても合計で125億㌧になります。現在の月間平均出荷量から換算すると、およそ1万年分に及びます」
と東喜則社長は語る。同社の強みは、この無尽蔵な埋蔵鉱量だけでなく、国内でも最高級クラスといえる「鉱質」にある。
人に愛を、地球に優しい物流を目指す
一致団結と組織風土改革で大転換の時
埼玉県鶴ヶ島市に本社を構え、県西エリアを代表する運送会社として存在感を放つ株式会社誠輪物流。「人に愛を、地球に優しい物流を目指します」を企業理念に謳い、CNG(天然ガス)車の導入や安全性優良事業所を示す「Gマーク」の取得など、いち早く環境と安全への対策に取り組んできた同社は今、大きな転換期を迎えている。
「何事も『〝NO〟から入らない』という父の教えを守りながら、『変えない』を貫いてきました。しかし、縦・横に水が流れていない社内風土や、地元でも当社の場所を知らない方が多いことに気づきました。私らしく、5年後、10年後を考えて行動したいと思います」
と話すのは、2年前に父君の急逝を受けて経営を引き継いだ野坊戸(のぼと)薫社長。「一致団結」と「良い組織風土づくり」を今年のスローガンに掲げ、変化への手応えを実感し始めているという。
ポジティブで誇り高い「プロ警備員」育成
選ばれるためのブランディング戦略に挑戦
安全はタダではない――。連日のように報道されるテロや凶悪犯罪、災害のニュースが私たちのセキュリティーに対する意識を大きく変えた一方、平穏な暮らしを陰で支えるのは全国に1万社近くある警備業界。しかし、これだけの数がありながら、ふと思い浮かぶのは大手の数十社であり、他多数は、人材確保に頭を抱える中小企業だ。
「中小規模の警備会社にとって最も重要なのは、いかに人を集め、タイムリーに供給できるか。しかし、警備という仕事に『携わりたい』と思う人の母数そのものが少ないのも現状です」
と話す日本綜合警備株式会社の対馬一社長は3年前に就任して以降、既成の枠に囚われないブランディング戦略を推進。その狙いは付加価値の高い業務の受注と人材採用力の強化にある。
文明の発祥と共に発明された紙。生活文化の向上や経済活動の活発化に歩調を合わせて紙の消費量は上昇する。新興国の台頭で今後世界の紙の消費量は爆発的に拡大することが予想されるが、環境保護の観点からもその需要を賄う原料を、もはや森林伐採に求めることは許されない。そこで益々重要性を増してくるのが良質な製紙原料としての古紙の価値だ。
古紙回収率約79㌫、古紙利用率約65㌫と、世界でもトップクラスのリサイクル率を誇る日本において、古紙回収・加工販売分野で事業組合に属することなく独自の道を歩み、異彩を放つユニーク企業が、1976年創業、82年5月法人設立の株式会社熊谷紙業だ。
ブログ内検索
業種一覧
新着記事
運営会社
P R