フィットワン株式会社は江東区・江戸川区・葛飾区・墨田区を中心とした、城東エリアの新築一戸建てやマンション、土地などの売買を展開する企業だ。
「社員は40代が中心です。お客様の人生や家族構成、ライフスタイルを熟知した〝円熟味あふれる安心感〟が我々の強みです。全社員がiPadを駆使するなど、社内情報を共有して効率的に仕事を進めています」 と語る竹石直也社長は大学卒業後水産加工品メーカーに勤務。34歳の時に不動産業界に転職した〝オールドルーキー〟だ。
「以前から不動産業界に興味がありました。歩合制なので妻と子のためにも必死に働きました」(竹石社長)
経験を積み、やがて責任者に抜擢された竹石社長。その後、リーマン・ショックの影響もあり仲間と共に同社を設立した。
「最も大切なのは独立時について来てくれた社員です。今後も社員とその家族を守り続けます。将来的には店舗数を増やし、他社とは一味違った住まいを提供していきたいですね」(大)
【会社データ】
本社=東京都江東区亀戸6―16―10 ワイズビル2F
☎=03―5626―2050
設立=2008年4月
資本金=1000万円
事業内容=不動産の売買・仲介・斡旋業務、宅地の開発・造成及び分譲販売業務
http://www.fitone2008.co.jp
ウォータージェットの雄・スギノマシンと共に
世界に雄飛する保守サービス企業松原 均 社長
松原 均 社長
蜃気楼で名高い富山県魚津市に本社を置く㈱スギノマシンはウォータージェット技術のパイオニアとして知られる世界的企業。このほど、ドイツの工業用洗浄機メーカー・ジッペル社を買収するなど、アジアから欧州へと世界展開を加速している。
そのスギノマシンが提供する、高圧ポンプや高圧ジェット洗浄機、ドリリングユニット、マシニングセンタなどの機械設備のアプリケーションサービスを一手に担うテクノロジスト集団が、2002年3月設立の株式会社スギノダイレクトサービス(松原均社長)だ。
同社は、ものづくりのメッカ・名古屋市に本社を置き、中日本をカバーするほか、東日本は埼玉県三郷市、西日本は大阪府吹田市にサービスセンターを置き全国をカバー。魚津市と広島市にはサテライトを設置し、「誠実」「丁寧」「迅速」をモットーに、きめ細やかな総合メンテナンスサービスを提供している。
韓国・中国・台湾など、海外においても、各種機械設備の据付および試運転・調整のセットアップサービスから参加し、導入企業に安心・安全を提供している。
機械設備の性能・品質評価には、保守サービスの質も含まれる今、特に海外においては、アプリケーションサービスの充実が、大きな差別化要因になっている。
同社のサービスの充実度は、ある国内の自動車メーカーで設備更新の折、提供されるサービスの質が決め手となって、他社製の機械からスギノマシン製に切り替わった例もあることから伺い知れる。
いわば保守サービスは、「マシンに命を吹き込み、活かし続けるための暖かい人の手」なのだ。
攻めの保守サービス目指して
グローバル人材採用に意欲
昨年4月同社代表に就任した松原均社長は、スギノマシン在籍当時、機械設備の販売で全国を飛び回っていた営業一筋の人。
当時から保守サービスの重要性を認識し、保守サービスの品質が営業の切り札にも成り得ると考えていた。
毎月スギノマシンの各部門長が集まる会議にも出席する松原社長は、
「保守サービスの技術を磨くのはもちろんのこと、これからは、語学研修なども実施し、顧客との接点の最前線に立つ各サービスエンジニアのコミュニケーション能力の充実にも注力し、きめ細かい顧客の要望を本社にフィードバックできる、攻めの保守サービスを目指していきたい」
と、意欲を語る。
自動車・航空機・医薬品・化粧品・食品・電子部品業界など、様々な業界の世界の名だたる企業約6000社に製品を供給するスギノマシンとの、緊密なイコールパートナーシップの構築を目指す同社の今後に期待したい。(木)
【会社データ】
本社=愛知県名古屋市名東区牧の里2―1801
☎=052―705―1201
設立=2002年3月
社員数=56名
事業内容=機械設備のメンテナンス・セットアップ・リニューアル・サプライケアサービス
多彩な部品をワンストップで供給
新東工業株式会社は、電気絶縁材料や電子部品材料の供給で約半世紀の業歴を有する企業だ。時代の流れや製造技術の変化に伴い、産業用電気機器や電気配線部品、プラスチック材料、チューブ・ホースなど取り扱うアイテム数は6000超にまで増加。プラスチック・金属・木材加工のニーズにも応えている。
「生産の窓口を一手に引き受けることで、お客様の負担を軽減するのが当社の存在意義。注文書の作成など煩雑な事務手続きの手間も省き、ワンストップでモノづくりを支援できるのが強みですね」(及川芳弘社長)
モノづくりの〝トータルプロデューサー〟として、堅調な業績を維持している同社。医療機器やメカトロ機器のプリント基板・機能部品・カバー、鉄道車両のドア開閉装置部品など、実績は多岐にわたる。製造はそれぞれの得意分野ごとに協力業者に依頼。在庫過多を招く「ダンゴ生産」ではなく、ムリ・ムダを防ぐ「確定生産」に全面的に協力する姿勢が喜ばれている。
担当者が長年にわたって顧客に寄り添い、知識と経験を培っていくのが同社の営業スタイル。古い製品であっても図面を見れば理解できるほど、顧客のことを熟知しているのが強みだ。
「中には40年近く同一企業を担当している社員もおります。ある意味でお客様のことをお客様以上に把握していることが、当社が選ばれる理由でもある。『新東工業なら間違いない』と安心してお任せ頂けることがうれしいですね」(及川社長)
同社が創業時から強固な信頼関係を構築している1社が、歯科医療機器・材料の開発やコンサルティングで国内トップクラスの実績を誇るヨシダグループ。主に歯科レントゲン機器のカバーやプリント基板などを同社が提供している。
グループの1社、吉田製作所が茨城県稲敷郡阿見町に茨城工場を設立したことに伴い、同社も現地に拠点を設置。社員が常駐し、緊密な連携体制を実現している。
信頼する社員とともに
真のメーカーへと進化
社員には全幅の信頼を寄せている及川社長。毎月1度全社員を集め、全体会議とともに食事会を開催し、日頃の労をねぎらっている。
「社員が気持ちよく仕事できる環境づくりに努めています。『同じ釜の飯を食う』ことはチームやグループにとって極めて重要。中小企業は効率化や合理化ばかり求めすぎると、組織がうまく機能しないことがある。全員で積極的に意見交換を行っています」(及川社長)
4年後に50周年を迎える同社。若手社員の採用に取り組むなど、将来を見据えて着実に歩を進めている。
「お客様のご要望に、より柔軟に応えられる体制が整いつつあります。現在は工場を持たないメーカーですが、知恵や技術を更に蓄え、真のメーカーとしてモジュール品の生産や部品のアセンブリー(組み立て)などにも挑戦していきます」
と、及川社長は話す。(森)
【会社データ】
本社=東京都台東区東上野3―28―6 小此木ビル
☎=03―3834―7661設立=1968年2月
資本金=1000万円
従業員数=10名
事業内容=電気絶縁材料・電子部品材料販売
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