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毎日新聞出版『サンデー毎日』で連載中の「会社の流儀」がWeb版で登場。中堅・中小企業の隠れた素顔や取り組みを紹介します。

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流機エンジニアリング(シリーズNo.1107)

                           『サンデー毎日』2/22号掲載


「フィルター応用技術」で理想の環境を――。
レンタル換気設備で75%のシェア誇る技術者集団
 

西村 司 社長

 流機の流儀。株式会社流機エンジニアリングは、極限環境と呼ばれる宇宙・原子力・トンネル分野に、環境技術の提供で実績を築いてきた。

「リニア工事やオリンピック需要などで建設分野はしばらく順調に推移するでしょう。しかしそこに安住することなく、蓄積したノウハウと技術力で、多分野に対し『価値ある環境』を提供し続けたい」

 こう話すのは、昨年12月就任、今年2月6日に社長就任式を終えた、西村司社長。営業職を12年、経営管理を6年務め、役員を任されてからは効率化・モラルの徹底に着手。社員が実力を発揮できる環境を整えることで、会社の方向性を定めてきた。

 30年以上続くトンネルの換気で特に優れた実績を誇る同社。工事期間内性能保証を約束し、不具合が起これば茨城県筑西市にある「つくばテクノセンター」から、すぐさまエンジニアが駆けつける。

 加えて、技術営業マンがコンサルと運用保守を行い、最適な機材を提供する。買戻しや業界に先駆けて始めた機材の期間レンタルで、竣工後に不要となる機材を引き取るなど、顧客本位のサービスを展開している。

「当社は大型集塵機300台、送風機650台を保有。世界中を回る私の知る限り、世界一です。改良を重ねた機材を数多く保有するからこそ、顧客に寄り添った問題解決が実現できます」

 他社製品に比べ、「目詰まらない・高清浄度・コンパクト」である集塵機には、技術の粋を結集した高性能フィルターが使用され、交換不要で4年間連続稼働が可能。また、この技術は、風力発電機試験用風洞装置や放射性廃棄物中間処理、ドーム球場人工芝クリーナーにも応用されている。

応用技術がそれぞれの分野でイノベーション

 
 
 2006年から、国内土木と他分野の売上比率を同等にすることを目指し、14年に達成。そこで生きたのが、「フィルター応用技術」と「なんとかする力」だ。

 極限環境で培った技術を多分野へ水流のごとく投下、水平展開する同社。各種工場環境の最適化や「フィルター応用技術」による、工場排水や水中に含まれる細菌を除去する水再生技術、PM2・5を安定対策できる唯一の工業用清浄装置など、環境創造分野での成長が目覚ましい。

 顧客からの相談に「何とかしてみましょう」と社員一人ひとりが答えられるのも、申請ベースで約70件の特許を有し、日本初の装置開発をこなしてきた実績に裏付けられているからだ。

「現状に満足せず、今後も応用技術を発展させ、多分野に対して能動的に技術提供したいですね。いま手掛けている分野、それぞれの幹を太く育て、より強固な地盤にしていきます」

 現場環境を改善したい。理想はあるものの、実現を諦めている現場の困りごとを、同社なら解決してくれることだろう。

【会社データ】
本社=東京都港区三田3―4―2 
☎=03―3452―7400設立=1977年5月
資本金=4000万円
従業員数=101名
事業内容=集塵機・送風機等の設計・開発・レンタル
◎面白実験&素顔の私たち

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